スーパーから帰宅後「頼んだアレ、買ってきてくれた?」と家族に言われ、「え?そんなの言ってたっけ?」と返事をするまでがルーティン! 忘却常習犯の田上です。
プライベートでもビジネスでも、どうしても「忘れてしまう」ことはありますが、何かミスが起きたときの「言った/聞いてない」ほど不毛な争いはないですよね。
言い争いをしている時間が無駄になっていたり、関係性の悪化を招いたりと、いいことなし……。
もちろん原因を明らかにする必要はありますが、その目的は相手を責めることではなく、どう再発を防ぐかを考え、自分の行動を改善することです。
本当に話を「聞いてない」のか?
このブログを書いているからには、もちろん私自身も「言った/聞いてない」問題を何度も(!)経験しました。
上司に「前にも言ったけど……」と指示されたことが初耳な気がしたり、納期を報告したはずなのに「そんなの聞いてない!」と言われて急遽予定変更になったり……と、実態は「聞いてない」のではなく、単に「覚えてない」がほとんどでした。
たしかに、前職はチャットツールがなくアナログ寄りの業態だったため、記録に残すことが難しい環境ではあったのですが、それを「言った/聞いてない」問題が起こっても仕方ない! という免罪符にはできません。笑
そこで、「聞いてない=覚えてない」をなくすにはどうしたらいいか、先輩や他の上司のコミュニケーションを参考に考えてみることにしました。
「聞いてない=覚えてない」をなくすには?
報告の内容や時期を見返せないことは、忘れてしまう原因になります。
急がない内容はメモにして渡す、使える場合はチャットツールで報告をするなど、記録が残るようにしました。
忙しかったり、作業に集中しているときの出来事は記憶に残りにくいです。
口頭での報告になるときは、相手の状況を確認してから報告するようにしました。
期日まで時間がある内容は忘れがちです。
覚えておいてもらう必要がある内容は口頭でリマインドしたり、言いにくい場合はカレンダー共有ツールを活用して適宜リマインドを!
このように自分の行動を変えたことで、グッと「言った/聞いてない」のすれ違いを減らすことができました! 社内連携がスムーズになり、業務効率化やミスの防止につながっただけでなく、上司との関係性もようやく良好に! なり(笑)、いいことずくめ。
コミュニケーションミスを予防する経験の積み重ねは、プライベートにおいても無駄になりませんし、何より自分自身の成長になりました。
自分のためにも、相手のためにも、まずは自分から行動を変える意識を大切にしていきたいですね。
執筆者プロフィール
- 北海道・札幌市に生まれ、そのまま大学までを札幌市で過ごしました。心理学・教育コミュニケーションを学んできましたが、就職活動を目前に、幼い頃より興味のあった「ものづくり」への思いを…[続きを読む]
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