漫画やゲームが面白すぎて、ちょっと寝不足な上村です!
読む・遊ぶ側としてコンテンツを楽しむのって、本当にワクワクしますよね! ですが、それを仕事で作るとなると…… 話は変わってきます。
特に、コンテンツを作っては出しを繰り返すコンテンツマーケティングの現場だと「がんばって作ったのに、成果が出ない……」と悩む人をよく見ます。
もし、あなたも「実は自分も……」と感じているなら、
今回はつまずいた時にどう立ち上がるか?前に進むためのヒントについて書いてみます!
コンテンツ作りでつまずく「3つの足りない」とは?
なぜ、うまくいかないのか? その原因は、作り手にある「3つの要素」のどれかが足りないことが多いです。
足りない3つの要素
- 情報 – 知見や理解が足りない
- 能力 – スキルや技術が足りない
- リソース・キャパシティ – 時間・労力・心の余裕が足りない
まずは、自分はどれが足りないのか? 切り分けることが大事です。そして、それぞれに合った対策をすれば、ぐっと進めやすくなります!
よくある実例:的外れなコンテンツができてしまう
実際、弊社の社内でもこんなことがありました。
ある日、新卒の後輩デザイナーに、冊子の表紙デザインを依頼しました。
あまり深く考えず、「シンプルなデザインをお願い!」しました。私は「無駄がなく洗練されたイメージにしてほしい」という作成意図だったのですが……。
その後、上がってきたデザインは「白紙の上に、タイトルが大きくどーん!」だけ。「えっ……! たしかに、シンプルと言えばシンプルかも知れないけど、それ、ただの手抜きに見えない?」と的外れなものでした。
どうしてこうなってしまったのか?
原因の切り分け
①情報不足
後輩は「シンプルデザインとは何か?」の知見が足りず、完成イメージが描けていませんでした。
②リソース・キャパシティ不足
後輩は他の業務も抱えており、調べたり試したりと検証する時間や余裕がない状態でした。
解決のためのサポート
①情報面のサポート
「なぜ、シンプルデザインを求めているのか?」目的や適したイメージを、後輩の理解度に合わせて、できるだけ噛み砕いて説明。そして、見本も何点か一緒に渡しました。
②リソース・キャパシティ面のサポート
手一杯だった後輩の仕事を手伝い、検証の時間と余裕を作りました。そして、完璧を求めず、最低限のリサーチやラフ作成と「小さな検証」から始めてもらいました。
その結果、(少し時間はかかりましたが)コツを掴み「的を射たデザイン」を提案できるようになりました!
ここまでは社内の話ですが、実際のお客様の現場でも
ターゲットの理解不足
自社の見込み客のニーズとズレてしまい、求めざるコンテンツになる。
検証する時間が取れない
何が悪かったのか振り返れず、改善する余裕がない。
と、似たようなことが起きています。
「足りない」は補えばいい!
ただ、現実的には私が後輩にしたように、誰かが手厚くサポートしてくれる環境は、なかなかありません。みんな忙しいですし、リソースも限られている中、あなたも1人でがんばっていると思います。
だからこそ、まずは「自分1人で抱え込まない」視点を持つのが大事です!
社内で相談できる相手や、仕事の優先順位をつけるなど、「3つの足りない」に合わせて工夫をするのはもちろん重要ですが、それでも足りない場合は社外に頼るのも一つの手。ルシダスのようなコンテンツ作りのプロからフィードバックを受けられれば、迷いも減り、成果につながるスピードもぐっと早くなります!
最後に、つまずいたときは「何が足りなかったのか?」に目を向けてみてください。そして、1人で背負わないこと。ここが大切なスタート地点です!
執筆者プロフィール

- 北海道富良野市出身。ドラマ「北の国から」の影響で町が活気に満ち満ちた中で育ち、昔から絵を描く事が好きだったのでデザイン学科がある旭川の大学へ。「仕事をするなら…[続きを読む]
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