マーケターであり、経営者でもあり、マーケティングロックスターでもある!? ルシダスの池上です!
当然、マーケターなので自社のマーケティングに関する報告で開封率だとか配信数だとか、果てはGAのアクセス解析結果を見せられれば意味もわかります。しかしそれで知りたいことがわかるわけではないのも事実。そんな立場からお話しすると、マーケターが知っておくべき「経営者を納得させる」マーケティングの報告の極意というのがあるんです。
その極意を知るためには、まずは「そもそも経営者って何が気になってるの?」を知る必要があります。
経営者はなぜあの部門の話をよく聞くのか?
その前に、あなたの会社の経営者はどこの部門の誰の話を一番よく聞いていますか?
ほとんどの場合、経営者が一番細かく報告を受け、優遇し、そして場合によってはやかましいぐらい口を挟んでくるのは営業です。理由は実は簡単なことですが、種明かしの前に再び経営者が何を気にしているのか、その思考回路に再び注目してみましょう。
大企業であれ、零細企業であれ、経営者が一番気にしているのは「お金」です。営利企業である以上、「売上」や「利益」はもちろんのこと、運転資金、投資の余力、税金納付や事業拡大に関わるお金など、ひたすら「お金」を気にしています。そうしなければ事業の存続も成長もできないのですから、当然と言えば当然、経営者の仕事とはお金の流れを作ること、と言っても過言ではないです。
そうなると、その「お金」の源泉が一番の関心事というのも納得できます。無論、製品を製造したりサービスを開発したりというのが商売の根幹である「売り物」ですが、それを実際に売るのは営業であり、その営業の成績が今月や来月のお金を生み出すので、最も(経営者にとって日頃から気になる)重要な関心事です。
マーケ部門の報告はこう変えよう!
じゃあ、それがマーケターにどう関係あるのか?
簡単なことです。経営者の関心事が「お金」なんだとすれば、「お金」を基準に報告をすればいいんです。
「開封率」や「クリック率」、自社サイトの「訪問数」や「リードの数」というのは、マーケティング施策や戦略を組み立てるマーケターにとっては非常に重要な数字です。しかし裏を返せば、マーケティングをしていない人にとっては煮ても焼いても食べられない、興味のない数字ということにもなります。
マーケターは、広告にせよメール配信にせよイベント開催にせよ何にせよ、自らの活動がどれだけの「売上創出のきっかけ」を作れるのか、金銭換算で報告できれば、経営者はしっかり聞いてくれます。
でも、メール配信やイベント開催は直接売上を作れるわけじゃないから、そんな数字は出せないよ〜! とお嘆きのあなた。そんなことはありません。やり方がわからないなら、ルシダスに相談です!
執筆者プロフィール
- 株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]
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