日常では話があちこちに飛びがちなB型のオバマですが、仕事ではそうもいきませんよね。(血液型性格診断はわりと信じていますw)
ビジネスの場では、論理的に考え、相手に納得してもらえるように説明することが大切。そこで役立つのが「ロジカルシンキング(論理的思考)」です。
ロジカルシンキングとは、物事を矛盾なく順序立てて考え、わかりやすく結論づける方法のこと。一時期、ビジネス書でよく取り上げられたこともあるこの考え方、実際にやってみるとかなり使えるんです!
今回は私自身が実践している「ロジカルシンキングの5ステップ」をご紹介します!
今すぐ使える! ロジカルシンキング5つのステップ
1. 情報を集め整理する
まずは情報を徹底的に集めます。この段階では選り好みせず、関連性がありそうなものを全てピックアップすることが重要! そしてそれを時系列に並べてみましょう。例えば、「新商品の売上低迷」という課題の場合、過去数か月の売上データやキャンペーン実施履歴などを集めて並べると、原因が少しずつ見えてきます。
2. ゴールを先に決める
次に、目指すゴールを明確にします。「なにを解決したいのか」を最初に考えることで、進むべき道がクリアになります。逆にゴールが曖昧なままだと、その過程や理由から説得力が欠けてしまうんです!
例えば「売上を前年比10%アップさせる」と具体的なゴールを設定すれば、それに向けた効果的なアクションをとれるようになります。また、この段階で課題解決の大まかなストーリーを描いておくと、後工程がスムーズに進みますよ。
3. 「なぜ?」を問い続ける
ここが一番重要! 発生した事象に対して「なぜそうなったのか」という、理由や原因を考えます。
例えば「売上が下がったのはなぜ?」と問い、答えが「広告露出の減少」なら、さらに「なぜ広告露出が減ったのか?」と深掘りしていきます。この「なぜ?」を繰り返すことで、問題の本質が見えてくるわけです。
私はこれを「思考の因数分解」と考えています。ここが浅いと相手に納得してもらえる説明ができないので、これ以上「なぜ?」と聞けなくなるまで繰り返しましょう。
4. 客観的なデータで補強する
思考にはどうしてもバイアスがかかります。いくら探しても見つからなかったのに、他の人に見てもらったらすぐ発見できたという経験は誰しもあるのではないでしょうか。
というわけで、データや数字を使って理論を補強しましょう!
例えば「広告露出が減少した」という事実を補強するには、広告インプレッション数やクリック率のデータが活用できます。このような具体的な数字があることで、説得力が格段に増します。
5. 結論から先に伝える
最後に、結論を整理して相手に伝えます。ビジネスでは「結論を先に話す」ことが効果的。例えば先ほどの例であれば、「広告露出を増加させるための予算調整を提案します」といったかたちで、最初に結論を示し、その理由を後から補足する流れがスムーズです。そうすると、話を筋道どおりに理解してもらいやすくなりますよ。
ロジカルシンキングで納得感を高めよう!
今回ご紹介した手順は、あくまで私が日々の業務で実践している方法です。あなた自身が最もやりやすい方法を見つけてみてくださいね。
ルシダスでは、お客様のマーケティング課題に対して、論理的なアプローチを使いながら最適な解決策をご提案しています。ぜひご相談ください!
執筆者プロフィール
- 大学卒業後、和菓子メーカーの商品企画、印刷会社のディレクター、雑誌編集、観光地域づくりコンサルティングと、さまざまな業界を経験してきました。国内旅行業務取扱管理者の資格も…[続きを読む]
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