マーケティングコンテンツの編集業務を担当しているオバマです。
ルシダスではマーケティングに使用するコンテンツを主に内部で制作(内製)していますが、外部に作成依頼することもあります。ここで重視されるのがディレクション力(りょく)。マーケティング業務全般にも言えることではありますが、今回は「コンテンツ制作」に焦点を当ててお話しします。
内製と外注はどう違う?
内製も外注も一長一短。案件に応じて使い分けられるように比較してみましょう。
内製
まず、目の前に相手がいるため依頼もしやすく、ちょっとの無理ならお願いしやすい利点があるでしょう。大きな特徴は、自社の強みを存分に生かしたコンテンツが作れることです。
ただ、従業員である以上、無理な残業を強いたり他の案件を無視した依頼にならないよう、労働環境に配慮する必要があります。(外注だからといって配慮しなくていいわけではありませんが……!)
外注
単発で依頼できるため、人件費などの固定費がかからないのが特徴。自社で制作する人的リソース、経験などがない場合には外注した方が良いことも多くあります。しかし、契約の手間がかかったり、著作権や下請法など外注に関する法的知識を持っていないと思わぬトラブルに発展するケースもありますので注意が必要です。
そして、社外の方に制作してもらったものは、自社のコンテンツらしい装いを整えなければなりません。
ディレクションとは「質のコントロール」
この「自社のコンテンツとして整えること」、つまり「質をコントロールすること」がディレクション業務のキモ。外注はもちろん、内製でも行うべき重要な工程です。
内製であれ外注であれ、コンテンツは自社の看板を背負って世に出ていきます。そこには、統一された仕様であったり、一貫性のあるポリシーや自社の強みとなるノウハウ・テクニックが盛り込まれていることが望ましいです。
とりわけノウハウやテクニックは時代によっても変化しますし、マーケティングの世界は変化が激しく、常にアップデートが欠かせません。それらの情報を練り上げた上で、「自社はどうしたいか」という明確な指針を定めるといいでしょう。
コンテンツ制作は、ライターやデザイナーなど、個人の力量に依るところが大きい分野であるため、ブレが起きやすいもの。これをディレクターがコントロールし、「自社の商品としての質を担保する」ことが大切です。
できる人がいないなら、育てよう!
「そんなことできる人材はうちにはいない!」というケースもままあります。ですが、一貫性のないコンテンツを提供しても、自社のブランディングにはなりません。むしろ「適当に作っているな」と気付かれ、イメージダウンにつながる可能性だってあるんです。
であれば、「コントロールできる人材を育成する」という目線で、外注するというのもいい方法です!
ルシダスでは、マーケティング戦略に基づいたコンテンツ制作のアドバイスをしながら、コンテンツディレクターとしての力をつけていただけるような伴走支援も行っています。まずは軽いご相談からぜひどうぞ!
執筆者プロフィール
- 大学卒業後、和菓子メーカーの商品企画、印刷会社のディレクター、雑誌編集、観光地域づくりコンサルティングと、さまざまな業界を経験してきました。国内旅行業務取扱管理者の資格も…[続きを読む]
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