どの会社でも通用するマーケスキルを習得しよう

どの会社でも通用するマーケスキルを習得しよう

どうも! 日々、マーケターとしてのスキルアップ修行に励んでいる加藤です!

業種業態や扱う商品・サービスの違いによって、マーケターとして必要になるスキルや知識はさまざまです。しかし、どの会社でも通用する「普遍的なマーケスキル」というものが存在します。私は職業柄、多様な会社のマーケティング担当の方とお話しする機会がありますが、「できるマーケターだなあ」と感じる人には共通したスキルがあるんです。

今回は、それらのスキルとは何なのかについてお話しします。

コミュニケーション力と協業力

マーケティング部門は単独で成果をあげるわけではなく、営業部門、商品開発部門、顧客サポート部門、情報システム部門など他部門との密接な連携が必要不可欠です。そのため、さまざまな利害関係者とコミュニケーションを円滑に行い、協業してゴールを達成する力がマーケターには求められます。

また、「外部のパートナーや専門家をうまく使えるか」というのも重要なポイントです。気合いと根性でやみくもに全てを自社で行おうとするのではなく、「餅は餅屋」でプロに任せる部分は任せて、うまく外部の力を活用できるようになりましょう。

数値目標を設定して論理的にPDCAを回す力

実行した施策が当たって一時的にたまたま成果が出たというだけでは、マーケティング施策としての再現性がありません。

マーケティングというのは「継続的に売上を向上させるための仕組み作り」です。どんな施策を実行する上でも、どうなったら成功・失敗と判断するのかという定量的な数値目標を設定して、その数値を計測しながら論理的にPDCAを回すことが大切です。

「結果だけを見て一喜一憂する」「やったらやりっぱなしで終わり」では、できるマーケターとは言えません!

顧客視点での想像力

自社の商品・サービスばかりに目を向けるのではなく、いかに顧客視点で物事を考えることができるか、もマーケターにとって重要なスキルです。

「カスタマージャーニー」という言葉をよく聞くようになりましたが、顧客が商品・サービスを知り興味を持ち、最終的に購買するまでの一連の行動や思考、顧客接点などをいかにリアルに想像できるかで、「心に刺さる施策」を企画できるかどうかが変わってきます。

「自社の商品・サービスをいかに魅力的に見せるか」ばかりではなく、「このような心理状態の顧客には、このようなコミュニケーションをすれば喜ばれるのではないか」と顧客視点での想像力を働かせてマーケティング施策を企画するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか? どのスキルも一朝一夕で身につくものではありませんが、日々の実務の中で意識して行動し続けることで、確実に成長できるはずです。

「SEOや広告運用のテクニカルスキルを身につけよう」「マーケティングオートメーションツールやアクセス解析ツールなどの設定スキルを身につけよう」など、作業レベルのわかりやすいスキルの習得ばかりに目がいきがちかもしれません。しかしそれらは時代の流れとともに陳腐化していきます。

今回お伝えしたような、どの会社でも通用する「普遍的なマーケスキル」を身につけて、できるマーケターを目指しましょう!

執筆者プロフィール

加藤雄一郎
加藤雄一郎
神奈川県横浜市生まれ。大手通信会社にて流通サービス業界向けSI営業経験を経て、IT・WEBを活用したデジタルマーケティングに関する…[続きを読む]

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