こんにちは!! ルシダスの代表取締役マーケティングロックスターの池上です。
今回はいきなりドキッとするようなタイトルにしてみました。w
ずいぶんと切羽詰まってるんじゃない? とでも受け止められかねない文言ですが、実はこの命題(?)、ルシダスのようにコンサルティングを主業務とする会社の本質でもあったりします。
なぜ外部コンサルタントが必要なの?
ルシダスはマーケティングコンサルティング会社ということで、比較的手広く色々なお仕事の発注を受けます。
MAツールの運用代行や導入、CRM連携、コンテンツマーケティングの戦略的プランニング、マーケティングツールの整理統合、デジタルトランスフォーメーション、変わったあたりだと展示会の大規模ブース設計と目標設定/設計なんていうのもやりました。
しかし当たり前ですが、どこのクライアント企業様も予算が余って使い道がないから、大盤振る舞いでお金のかかる仕事を依頼してくるわけではありません。
リソースが足りないとか、ノウハウが必要とか、理由は色々ありますが、投資に対して適正な成果が見込めるからこそ依頼が来るのです。
意外に間違っている!!“コンサルタント”の認識
しかし、コンサルタントの仕事というのは具体的に何なのか、聞いてみないと何をしてくれるのかわからなかったりしますよね。
そのため、コンサルタントに対しての誤解が多いのも事実だと思います。
そして残念ながらその誤解というのは、サービスを受ける側と提供する側の両方に見受けられます。
先日、とある業界誌オンライン版の記事で、「コンサルに任せるよりも度胸とリスクテイクで成長できる」というような趣旨の記事を見かけて、問題の根深さを痛感したのです。
コンサルって、部外者だから失敗を恐れず度胸だけでリスクテイクする人、ではないんだけどなぁ、と。
本来、コンサルというのはお客様では持ち得ない、あるいは構築するのに先行投資があまりに大きすぎる(そして割りに合わない)専門性の高い知識や経験を提供するのが仕事です。
本当の投資効果を得たいのなら
例えば自宅の水道のトラブルも、自分で直そうと思えばできるでしょうが、機械工具の購入費や使い方をマスターするための時間や練習素材など考えたら、普通は水道屋さんにお願いした方が安くて早いということになります。
つまり、餅は餅屋。
コンサルも、本来はこの図式がそのまま当てはまるのです。
例えばルシダスの場合、私のようにデジタルマーケティング黎明期から18年ほど、最前線で技術の進歩とともに歩んできた経験を持っている人は少ないはずです。
同様に、ルシダスのコンサルタントは幅広い業種・業態のお客様の業務支援を行っているため、1社のマーケティングしか同時進行で見ることのない通常のマーケターと比べると、経験してきた課題の種類やその解決策の幅も必然的に広がります。
効率のよい“コンサル”遣いを
だからと言って、じゃあ各企業はマーケティングをすべてコンサルタントにアウトソースするべきなの? というと、そんな単純な話ではありません。
コンサルタントが不得手とする部分も当然あるからです。
それは何かというと、貴社のビジネスや社内事情、これまでの歴史や経緯、製品に関する知見は、貴社のマーケティング部門のほうが遥かに知っているはずです。
適材適所、餅は餅屋。
自社でなんとか解決しようとすると、コストも期間もかかる上には本当に成功するかどうか自信が持てない。
ですからここは、知見やスポット的に必要なリソースをお金で買ってきてしまう方が、結果的にはコストも安く上がるので、高品質な投資ができるということなんですね。
そして、内製しないことで浮く人的リソースは、本来社内のマーケターとして活動しなければいけない部分により多く振り分けられるようになるわけです。
やりたいことはたくさんあるけど、自分で全部やらないといけなくなったら破綻しちゃうから、あえてやりたい事は封印しちゃっている……という方は、ぜひご連絡ください!
執筆者プロフィール
- 株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]
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