どうも、株式会社ルシダス・代表取締役の池上です。
普段はチーフマーケターとしての顔の方が表立っていますが、小さいながらも一企業の社長として、経営責任を担う立場にもあります。
なので、たまには経営者目線からも一言。
地方に本社を置く小さな会社ですから、よそと同じことをやっていたのでは、はっきり言って潰れます。
それは企業としての価値提案だけでなく、普段の仕事のやり方にも関係します。
北海道の広大な農地に囲まれた一角で、弊社がマーケティング会社として存続し得る最大の理由、それはインターネットの発達による効率化です。
その打ち合わせを進めた後、米国宛てにメールの返事を書き、東京のお客様のマーケティングシステムを確認。さらに、京都に出張中のお客様とビデオ会議をしました。
その直後です。
とある行政から連絡があり、頑なに、FAXによる文書のやり取りを要求されました。
わかってはいたものの、がっかりです。
FAXが日本以外では絶滅危惧種であるという認識はわりと一般化していると思いますが、それは何も「古いから」とか「他はもう使ってないから」ではありません。
より効率的で性能の良い技術が普及しているのに、意味もなく非効率なため無駄金でしかないものを使い続けていることが、問題なのです。
世の中金じゃない!と言いますが、お金がなければ会社は潰れますから、大事なことです。
だからこそ、無駄を削いで効率アップを図っています。
それが結果としてお客様に提供するサービスの質、スピード、そしてコストにも反映されるわけです。
よくよく考えて欲しいのですが、FAXなんていうものはアナログ信号で送られる劣化モノクロコピーであり、極端な話、iPhoneで撮影してメールで送った方が、スピード、品質、さらには電話代(!)と、あらゆる面で勝っています。
だから、弊社の名刺には(実際には存在するのに)FAX番号が書かれていません。
そうは言っても、FAXだけがとりわけ大きな問題ではありません。
業務プロセスやフローの改善や効率化のために、ちょっとしたことの積み重ねをするのが重要なんです。
そんな「ちょっとしたこと」をも見逃さず効率化するのは、弊社のような企業の至上命題でもあります。
実際、「何でこんなことをしないといけないんだろう?」というものが、FAXに限らずたくさんあります。
印鑑リレーもその1つですが、無意味に思えるプロセスでも、元々は何らかの目的があったに違いないのです。
まずは何事も疑ってかかる事が大事ですね。
これは、マーケティング施策も言えること。
以上、経営目線とマーケター目線には多くの共通項があるなと感じつつ、今日も効率化の種を探し続ける池上でした。
執筆者プロフィール
- 株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]
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