最近、夢にまでMarketoの設定画面が出てきて、「これは、職業病だな。そろそろ温泉にでも行って休もうかな(笑)」と思った加藤です。
さて、今回はMarketoを使いこなすにあたって、まずは、この用語は絶対に押さえておいた方が良いよねという「Marketo語」をご紹介します。
もしかすると「そんな用語なんて覚えなくても、何となく意味が伝われば良いでしょ」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
実は、私も最初はそう思っていました(汗)
なぜMarketo語を覚えておいたほうがいい?
Marketoには、Marketo Docsと呼ばれるユーザーガイドや、何か分からないことがあった時に支援をしてくれるユーザーサポートなど、様々なサービスがあります。しかし、Marketo語を正確に理解できていないと、せっかくのこれらのサービスが全く活用できないと言っても過言ではありません。
また、社内関係者や協力会社などにMarketoの設定依頼や指示などを出すケースでも、やはり「用語を正確に理解している」ことは非常に重要です。曖昧な指示を出すことによって、設定実施者との間で認識の齟齬が生じ、思わぬ事故につながることもあるかもしれません。
ということで、今回は、いまやMarketoをバリバリ使いこなしている私が厳選した、Marketoユーザーなら、まずは必ず覚えた方が良い「Marketo語」をピックアップしてご紹介します。
最低限覚えておきたいMarketo語6つ!
1 プログラム
「プログラム=器」と覚えると分かりやすいと思います。まずは何をするにも、器となるプログラムを用意して、その中に様々な材料を入れていくことで、Marketoの設定が進んでいくイメージです。このプログラムには4つの種類が存在します。それぞれどのような特徴があるかについては、以前のブログもご参照下さい。
2 ローカルアセット
ローカルアセットには、メール・ランディングページ・フォーム・レポートなど、様々な種類があります。プログラム毎に、その中で使用する部品を、ローカルアセットとして作成していきます。
3 プログラムメンバー
4 プログラムステータス
これらのプログラムステータスを、プログラムメンバーに対して一人ずつ割り当てることで、「50人のプログラムメンバーのうち、30人のプログラムステータスが参加、残りの20人のプログラムステータスが欠席です」というように、プログラムメンバーの状況を正確に把握できるようになります。
5 スマートキャンペーン
例えば、「このランディングページに訪問した人に、即時に自動でこのメールを出してください」とか「このフォームを送信した人のプログラムステータスを、『フォーム送信済み』に変えてください」というような命令=スマートキャンペーンを作るというイメージです。
6 チャネル
いかがでしたでしょうか?覚えられましたか?
まずは最初の一歩として、最低限これらの用語については、必ず正確に使いこなせるようになってください。
様々な関係者(社内関係者や協力会社、Marketoサポートなど)と話をする際に、例えば「このプログラム(器)の中の、このローカルアセット(部品)を使って、こういうスマートキャンペーン(命令)を設定して」と言えば、すぐに各関係者に正確に伝わりますが、曖昧な表現で「この設定用フォルダの中の、このパーツを使って、プログラミングをして」のように何となく伝えてしまうと、いつか必ず認識の齟齬が生まれ、設定ミスなどにつながってしまいます。
たかが用語、されど用語!
最初は慣れないかもしれませんが、あなたもMarketo語を覚えて、より快適なMarketoライフをお過ごし下さい!
執筆者プロフィール
- 神奈川県横浜市生まれ。大手通信会社にて流通サービス業界向けSI営業経験を経て、IT・WEBを活用したデジタルマーケティングに関する…[続きを読む]
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