こんにちは。
昨日見た『顔文字はオジサンの文化!』という某記事に、日頃SNSでのやりとりでちょいちょい使ってたことを思い出し、ちょっと途方にくれたホンダです。
さて、今回はルシダスの提供しているMarketo用メールテンプレート・マルテンを使って、結果が出るマーケティングメールの作り方をお伝えします。(マルテンを知らないMarketoユーザーはモグリ!?詳しくはこちら!)
とはいえ、お伝えするのは何か革命的なメソッドではなく、小さな工夫の積み重ねで誰もが再現できるメソッド。
まず考え方を変え、それに沿ったやり方でメールを作ることできっと結果が体感できるはずです。
ぜひチャレンジしてみてください!
「多目的」のワナ
マルテンは、モジュールの組み合わせで目的ごとにうまく使い回せる、超万能にして超優秀なメールテンプレート! ではあるんですが……。
使い方を間違えてしまうと、一瞬にして駄作製造機にもなってしまいます。
というのも、色々なモジュールが使えるので、ついあれこれ欲張って使ってしまうんですよね。
そして、イマイチ目的のはっきりしない、いわば注意力散漫なメールができあがるというのがよくあるパターン。
メールテンプレートは「多目的」なのがベストですが、メールそのものは「単一の目的」にしなければいけないのです。
では、そんなマルテンを活用して結果をしっかり出すためには、何がポイントになるのでしょうか?
ゴールから遡って考える
最初のポイントは、キャンペーンのゴールをはっきり決めること。
メールのクリックも大事だけれど、そのリンク先でユーザーに何をして欲しいかにフォーカスして、ゴールを定めましょう。
それはイベントの参加登録なのか、キャンペーンの応募なのか、はたまた新サービスのアナウンスなのか……。
ゴールが定まったら、それに沿って必要な画像や文言、フォームなどを準備します。
そして次のポイントは、さっさとそれらの画像や文言、フォームをランディングページ(LP)に収めてしまうこと。
あとは、そのLPにどうやって誘導するか?
それだけがメールの役目ということになりますよね?
つまり、LPとメールにそれぞれの役割を分担させることで、当然メールもシンプルになり、長文メールにありがちな離脱が減るという道理です。
ボタンに向かう流れを作る
ユーザーをメールからLPに誘導する上でキモになるのが、*CTAボタン。
ただし、いくらCTAがキモだからといって、とにかく目立たせようと一番上に置いたり、いっぱい並べても逆効果というもの。
ここはユーザーの心理を考えつつ、メールの中身に納得した上でクリックしてもらえるように、CTAを含めた各モジュールの配置や内容を考えるのがポイントです。
*コール・トゥ・アクション(Call To Action)の頭文字をとった略語で、次にとってもらいたい行動へと訪問者を誘導すること(行動喚起)を意味します。
通常はランディングページにジャンプするボタンやリンクがそれに該当します。
たとえば、見出しや本文が入るフリーテキストモジュールですが、
一般的に人はまず色や形など目立つものに目がいくので、パッと見た時最初に読んで欲しい内容をまず大見出しに、そして大見出しを見たあとのフォローになるように小見出しを用意しましょう。
本文は、ホントは読まなくてもCTAをクリックしてくれるのが究極の形ですが、実際には多少の説明が必要なので、そのくらいの位置づけで最小限あればOKです。
そして、このフリーテキストモジュールの次にCTAボタンを配置します。
こうしてユーザーの頭の中に大見出し→小見出し→CTAという流れを作れれば、もうパーフェクト!
別モジュールのアイキャッチ画像は、キャンペーンで扱う内容に寄って重要度がかなり変わるので、それを考慮して配置や画像の内容を考えます。
特に画面の小さいモバイル端末でも、CTAがファーストビューに必ず納まるよう注意を払わなければならないので、そのためなら画像がCTAの下に来ることだってアリです。
今回はメールの要素中心の解説なので、件名やプリヘッダーをどう書くかなど、ライティング上のテクニックには触れていませんが、とにかく開封して読んでもらうためにはそれらの設定も不可欠。
結果を出すメールづくりには、これらの関連エントリが助けになります。
あわせてご一読のうえ、レスポンス改善をぜひぜひあなたの手で!
執筆者プロフィール
- 学校では音楽関係の勉強をしてきたにもかかわらず、写植オペレーター兼版下フィニッシャーとして、約30年前にそのキャリアをスタート。工場にゴロゴロいた、もと活版…[続きを読む]
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