こんにちは、マーケティングロックスターの徹底力と実行力に脱帽のクマガイです。
本ブログでは、マーケティングオートメーション(MA)未導入の方を対象に、MAってどんなことができるのかを、MAツール「Marketo(マルケト)」の機能の1つ「フロー」にギュッと焦点を絞ってご紹介します。
大事なポイントとして、ただの機能紹介で終わるのではなく、どんなことを、どんな風にできるのか、そして「自分でもできそう!」「自分ならどんなことをしようか?」というイメージを膨らませていただければ幸いです。
それではさっそく本題に入っていきましょう。
スマートキャンペーンのフローとは?
MarketoにはMAの心臓部とも呼べるスマートキャンペーン機能があり、主に「スマートリスト」「フロー」「スケジュール」の3つで構成されています。
平たく言うと、「何をきっかけに(スマートリスト)」、「いつ実施(スケジュール)」、そして今回の主題である「どんな行動(フロー)」を設定すると、スマートキャンペーンが出来上がります。
フロー内には、命令の部品である「フローアクション」があり、このフローアクションを組み合わせた一連の流れを「フローステップ」といいます。
プログラマーじゃなくてもフローステップを作れる!
フローアクションを「命令の部品」という言葉で表現しましたが、ドラッグ&ドロップでキャンバス上にフローアクションを並べ、情報を加えていくことでフローステップを作成することができます。
では実際に、「申し込みフォームを入力してくれた顧客」に対して実行するフローステップを想定し、以下の手順で組んでみます。
- [メールの送信]で顧客へ自動返信メールを送る
- [リストに追加]で顧客の情報を「申込者リスト」に追加する
- [アラートの送信]で指定したアドレス宛にアラート通知する。
- [スコアの変更]で+20を加点する。
- [プログラムステータスの変更]でステータスを「申し込み済み」に変更する。
(↓以下のGIFアニメーションで、この手順をご説明しております)
ご覧のとおり、特別なプログラミングの知識がなくとも、メールの返信や社内へのアラート通知、リストの作成などができました。
もちろんフローステップの組み合わせや順番は自由ですし、フォーム入力以外の条件をきっかけにしてフローを実行する設定も可能です。
ツールが進化し、簡易な操作で業務が自動化できるようになっている
MAツールの進化により、コーディングの知識がない方でもプログラムを組むことができるようになってきています。
ITに苦手意識のある方にも、扱いやすくなってきているのは間違いないでしょう。
日本でも2020年に小学校でプログラミングが必修化となりますが、プログラミング言語を学習するわけではなく、命令の部品を組み合わせて、課題を解決する思考力を養うことが本来の目的だそうです。
MAは、頭の中にある「こういう時にはこうする」を整理して落とし込むことで日々の業務をどんどん自動化することができます。
「ベテランの勘と経験」が目に見える形で共有できて、しかも自動化されるなんて、企業にとって大きな財産になると思いませんか?
もちろん自動化するだけでなく、効果のある施策なのか判断できるよう、トラッキングでデータ収集して可視化するなど、時短+αのメリットもあります。
MAでできることは「使う企業と人次第」!
「MAでできること」を考えたとき、その機能をどう使うかという面よりも、まずは目標達成までに必要な手順を明確にできるかどうかが大事だと思います。
今回はMarketoを例に挙げましたが、ルシダスは特定のツールの押し売りはしていません。
それは、クライアントごとに適したMAツールは異なるからです。
本エントリでは書ききれないMAツール選定のポイントをまとめたコンテンツ、また選定支援コンサルティングも承っておりますので、ぜひ参考にしてください!
執筆者プロフィール
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高校から始めた男子新体操をきっかけに、ブレイクダンスなど身体を使ったパフォーマンスにどっぷりとハマる。
そのままフィットネス業界に入り10年弱、インストラクターや店舗の運営・管理、新店舗…[続きを読む]
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