こんにちは! 部屋の整理があんまり得意じゃない、ルシダスの角波です……。
以前のブログで、メールプログラムの作り方と注意点について書きましたが、その直後、弊社マーケティングロックスターに、
「そういえば、フォルダーの整理ってちゃんとできてる?」
と聞かれて、またもやひとりギクッ! としていたのでした……。
できてる? 整理整頓
まずは、Marketo内のツリーにて、私がプログラムを作り終えた直後のフォルダー内の様子。
はい、見事に整理されていません。汗
日本語と英語の命名が混在していたり、何のためのアセットだかわかりにくかったり、テスト用に使っていた頃の名残が命名に残っていたり……プログラムの名前に至っては、もうダサすぎですね……。
ここはひとつ、フォルダー分けのベストプラクティスに沿って順番に整理してみましょう!
1. 命名にルール付けをする
まずは、アセットの命名に一定のルールを設けます。
例えば、こんな感じです。
これだけでも、同じ規格で見た目にも見やすく統一化されることがわかると思います。
ポイントは、
- 頭に2ケタの数字を付けて(10個以上に増える可能性もあるので)、意図した順序でアセットまたはフォルダーが並ぶようにする。
- メール→EM、ランディングページ→LPなど、同じ種類のアセットは略称でそろえて命名する。
- 「Form Fill」や「Thank You Mail」など英語表記注で揃え、かつ、何のためのアセットなのか直感的にわかりやすい語句を用いるよう努める。
などなど。
非常にレアな現象、かつMarketoそのものに起因しない問題ではありますが、可能であれば半角英数での統一をお勧めしております。
2. 最適なフォルダーを用意して格納する
上記のままでは、ランディングページのすぐ下にメールが続いたり、キャンペーンと他のローカルアセット各種が同じ階層に並列してしまっているなど、いまいち識別しにくい状況です。
もう少しわかりやすく整理しましょう。
せっかくの命名ルールを生かすためには、それぞれにふさわしいフォルダーを用意することが重要です。
ここで、もっとも基本的な分類方法として、以下のフォルダーを準備し、各ローカルアセットを該当のフォルダーに格納していきます。
【以下、追加するフォルダー】
- Campaigns(スマートキャンペーン一式を格納)
- Local Assets(ローカルアセット一式を格納)
- Emails(メール一式を格納)
- Landing Pages(ランディングページ一式を格納)
- Forms(フォーム一式を格納)
- Lists(固定リスト一式を格納)
ただ順番に置かれていただけのアセットが、一見しただけでも直感的にわかりやすい配置に!
前項の命名ルールも助けてより見やすくなっています。
ポイントは、
- それぞれのプログラムの直下に「Campaigns」「Local Assets」の2つのフォルダーを作成する。
- 「Local Assets」の直下には、さらにアセットをその種類別で小分けにするためのフォルダーを複数用意する。
以上、これらがベストプラクティス!
基本的なルールを守るだけで、アセットの管理は見違えるように良くなります。
後から探しやすいように
これらのルールを、社内でMarketoに関わる全員が守ることができれば、誰が見てもどんな状況なのかが一目瞭然です。
長くMarketoを使用していると、アセットやフォルダーの量は必ず増えます。
そんな中、
「あのキャンペーンの設定はどうなってたっけ?」
「あのテンプレート、また使いたいな」
なんてことはよくあります。
また、自分ではどこに何があるか把握していても、他の社員と共有できていないならば、担当を誰かに引き継ぐ場合などで無駄に時間がかかってしまいます。
そんな時にストレスなく必要なものを探し当てるためにも、整理整頓はしっかりやりましょう!
また、大規模運用ガバナンスには追加でルールを構築することで、この先の(かなりコストと時間のかかる)後戻りが防げますので、お困りの方はぜひルシダスにご相談ください!
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