Marketoを上手く活用できる企業とできない企業の違い

Marketoを上手く活用できる企業とできない企業の違い

どうも! 4年前のブログを読んで「良いこと書くやん」と自画自賛の加藤です。

さて、今回は、Marketoを上手く活用できる企業と、できない企業の違いについて、お話しをします。

「使う」≠「活用する」

Marketoってすごい事がいろいろできるって聞いていたのに、単なるメルマガ配信ツールとしてしか使えていない……

こんなお悩みが数多く寄せられます。そのような方は、以下のようなMarketoの使い方をしているケースが大半です。

  • Marketoに大量のリード情報をインポートした
  • フォーム機能やランディングページ機能を使って、問い合わせページを作り、フォーム経由でMarketoにリード情報が入るようにした
  • メール配信機能を使って、リードの属性を基にセグメントを切り、商品のプロモーションメールや、イベントの告知メールの配信をしている

……確かに、これらは基本的な活用方法の一部です。しかし、これではMarketoを半分も活用できていない状態です。

私は、

  • リードの行動をトラッキングして、属性だけでなく行動を使って、セグメントを切ったり、リストを作ったりする
  • リードの状態に応じて、最適なメールを自動配信する

……というのが、Marketoの魅力だと思っています。

例えば、

  • リードのアクティビティログを見て、どの商品に興味があるかを把握して営業の電話などをする
  • ダウンロード資料を数種類ダウンロードしたら「HOT顧客」としてリスト化して営業に渡す
  • 一定の条件を満たしていて、かつ特定のウェブページ群を閲覧したリード情報をリアルタイムに営業に通知する
  • 行動情報を基にして、顧客を興味度合いのステージに分けて、それぞれのステージ毎に最適なメールを自動で出し分けて配信する
  • 特定のウェブページを見たら、その行動をトリガーにして特別オファーのメールを自動送信する

……などです。
あなたは、このようなMarketoの使い方ができていますか?

「活用する」ために必要な「モノ」

できていないけど、本当はそういう使い方がしたい。なのに、できないし、どうしてできないのかも漠然としかわからない——という声も聞きます。
このような使い方をする上で必ず必要になるモノがあります。

それはずばり「コンテンツ」です。
ここでいう「コンテンツ」とは、ダウンロード資料やコラム記事、メールなど、お客様と継続的に接触をするために必要な「ネタ」のことを指します。

Marketoを上手く活用できている企業と、できていない企業の違いは、「コンテンツ制作力があるか」だと、私は痛感しています。

Marketoは最適なコンテンツを最適なリードに発射する優秀な発射台ですし、行動をトラッキングしてくれる優秀な追跡装置です。しかし、いくら優秀な発射台や追跡装置でも、そのネタとなる「コンテンツ」が無ければ、発射する「弾」が何もありません。また、「ネタ」がないから、そもそも行動を追跡するためのサイト内の回遊も発生しない。

「Marketoがメルマガ配信ツールと化している」という方は、「コンテンツが制作できない」という罠にハマっている状態です。

「モノ」を用意できなくても……

でも、コンテンツ制作なんてできないよ!

という声が聞こえてきそうですね。時間がない、予算がない、ネタがない、要するにリソース全般がない。
……はい、気持ちは痛いほど分かります。

ルシダスでは、コンテンツ制作の専属チームに依存することなく、自前で350以上の自社コンテンツ制作をしてきた実践に基づいた再現可能なメソッドがあります。もしご興味がある方はお声がけ下さい。続きはそちらで!

コンテンツ制作力を高めて、単なるメルマガ配信ツールとしてのMarketo活用から卒業しましょう!

執筆者プロフィール

加藤雄一郎
加藤雄一郎
神奈川県横浜市生まれ。大手通信会社にて流通サービス業界向けSI営業経験を経て、IT・WEBを活用したデジタルマーケティングに関する…[続きを読む]

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