「完璧」はとりあえず置いといて

「完璧」はとりあえず置いといて

みそ汁・お吸い物と和の汁物はちょっと置いといて、南国気分を味わえる酸味・辛味・旨味のバランスが素晴らしいトムヤムクンスープを作るのがマイブームの上村です!

自社もしくは商材の新規ブランディングサイトを立ち上げ、

このサイトを通して、どんどん情報発信しよう!
文章はもちろん、掲載する写真や動画もスマホ1台で撮影できるから、自分たちで作ってみよう!

と、外注を使わずにコンテンツを内製するコンテンツマーケティングを試みる企業が多いです。

ただ、スタートダッシュは勢いがあったのに、たった半年〜1年でサイトの更新が「一体何しているの?」と開店休業状態になってしまうパターンも非常に多いです。
なぜ、開店休業状態になってしまうのか?
そんな状態になる原因の1つとして、自分たちで作るコンテンツに「完璧」を求めすぎている傾向があるかもしれません。

完璧へのこだわり

完璧と言えば、

  • 閲覧者すべての購買意欲を刺激する魅力的な「内容」
  • 見た目や文章の構成が洗練されている「仕上がり」

のようなイメージが浮かぶと思います。
しかし、作業を進めてみると、

自社本位な内容に

自分たちで作るコンテンツは、利益に繋げたい気持ちが先走ってしまい、購入やお問い合わせを促す主張が強い内容になりやすいです。
閲覧者の購買意欲の高い・低いは人それぞれなので、主張が強いコンテンツをすべての閲覧者に発信してしまうと、購買意欲が低い人は「自分にあっていない宣伝を押しつけられている」というマイナスな印象を持ってしまいます。

ターゲット設定が偏ってしまう

閲覧者はそれぞれの立場があり、色々な考えを持っています。
その閲覧者のことを忘れて、勢いのまま自分たちの理想だけで「ターゲット設定」をすると、すべてをカバーしようと範囲を広げすぎたり、利益が出る可能性が高い層だけに極端に絞ったりと偏った状態になり、実際にそのコンテンツによって得られる利益もイメージしていた金額よりずっと少なくなります。

作成に時間がかかる、内容のボリュームが大きすぎる

作業工数も限られている中「完璧なコンテンツ」を求めすぎて、気になるところを全部直そうと悪戦苦闘。
修正を重ねるうちに作業時間もどんどん膨れ上がっていきます。
また、内容に色々な要素を詰めこみすぎると、閲覧者は「長すぎて読んでいられない」と、途中で閲覧をやめてしまいます。

コンテンツ作成は自分たちが思っていた以上に難しく、1本のコンテンツで理想の内容と仕上がりを満たす「完璧なコンテンツ」は「桃源郷」を求めるような不可能なことにようやく気づきます。
そして、当初の理想を満たせないガッカリ感に加え、こんなにがんばって作ったのに思ったより反応・効果がないと、作業優先度は下がり、他の作業の底に埋もれてしまいます。

大事なのは長期的に届けること

完璧を目指すことは悪くないのですが、コンテンツマーケティングでは閲覧者の購買意欲を高めるための「継続的なコミュニケーション」が重要になります。
この購買意欲が低い状態から高めて「お問い合わせ」や「購入」のアクションをしてもらうには、それ相応のコミュニケーション量が必要になるため、コンテンツも必然的に「長期的に届けること」が大事になってくるのです。なので、

閲覧者の立場になって考える

閲覧者の立場や興味があるものの傾向、購買意欲の高低差など情報を収集してから、計画を立てます。
「購買意欲は低いけど、知見を広げたい人」「購買意欲が高まっていて、商材の使い勝手の情報を集めている人」とターゲットのグループも複数浮かんできますので、それぞれのグループにちょうどいいコンテンツを作成していきます。

伝えたいことを絞る

伝えたいポイントを絞ることで、本当に伝えたいことが伝えたい閲覧者へダイレクトに伝わります。もし、他にも伝えたいことがあれば、それは違う記事として次回のネタに回せば大丈夫です。

ほどほどのクオリティでOK

読み物で数分、メールやSNSだと数秒で閲覧者は目をとおしてしてしまうので、
その閲覧時間に見合う、執筆・画像選定などの作業時間、文面の日本語やレイアウトなどのキレイさで十分です。

1つのコンテンツのボリュームとして軽め、クオリティも恥ずかしくない程度に多少荒削りで全然構いません。

どうしても、高クオリテイのコンテンツを届けたい

そうは言ってもコンテンツの量産は難しい!

と思ったあなたは、ぜひルシダスへご相談ください!
ルシダスでは、自社で実践しているコンテンツマーケティング戦略のノウハウを活かして、数を量産するだけではなく戦略的な手法でクオリティも高いコンテンツ制作のお手伝いもしています!

執筆者プロフィール

上村奈津美
上村奈津美
北海道富良野市出身。ドラマ「北の国から」の影響で町が活気に満ち満ちた中で育ち、昔から絵を描く事が好きだったのでデザイン学科がある旭川の大学へ。「仕事をするなら…[続きを読む]

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