デジタル広告の基本に立ち返る

デジタル広告の基本に立ち返る

どうも!  採用面接で「見た目で損することありませんか?」と応募者に逆に聞かれてしまった、マーケティングロックスターの池上です!
会社の顔ですから、目立ってナンボ!? と信じてます!
デジタル広告だって、ある程度は目立たないといけないですからね!(「ある程度はね」って言ったの、誰ですか!)

さてさて、デジタル広告という言葉から何を連想しますか?

代表的なあたりではGoogle AdWordsなどのリスティング広告だったり、Facebookを始めとしたソーシャル広告だったり、あるいはディスプレイネットワークを使った広告などがありますよね。

ルシダスでも時々、ご相談を受けてデジタル広告の効果検証を行うことがありますが、ほとんどの場合伸び代がまだまだあります。

でもそれを理解するためには、そもそも何で広告を打つんだっけ? デジタル広告って何だっけ?……というところに立ち返らないといけませんので、少し基本を考えてみましょう。

大事なのは、その先の目標!

デジタルでの広告と、4マス(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのインターネット以前からある媒体など)の決定的な違いは、「見せっぱなしで終わりではない」ということです。
クリックをしたら別の情報を見てもらうこともできますし、実際に閲覧した人数やクリックした人数も具体的にわかりますよね。

これは単に分析に有効なだけではなく、そもそもの広告の存在意義や目的にも大きく影響するものです。
クリックしてもらったら、その先にあるのは何? というのを、4マスよりも強く意識をする必要があるんです。

4マスは基本的に「見せる」のが目的ですから、それに見合った広告内容にすればよいのです。
見たものを記憶し、あるいはお店に行った時に思い出してもらうのも、確かに1つの使い方ではあります。

しかしデジタル広告でそれをやると、ものすごくコスト効率の悪いことになってしまいます。
4マスの「マス」からもわかるように、単に大多数の人に同じものを見てもらうだけなら、デジタル広告じゃない方がかえってコスト効率が良かったりします。

だから、デジタル広告では、ただ「見てもらう」のではなく、そこから先の「何かをしてもらう」の方が重要です。

しかしながら、その「何か」を具体的に定義し、そしてそれを誘導するための広告内容にすることが、意外と見落とされがちなんですね。

目的が曖昧な場合は原点回帰で

一番多く見受けられるミスは、「なんとなく目的がある」けど、誘導してる先がトップページだったり、トップページではないにせよ目的から遠かったりするパターンです。
リード獲得が目的なら、リードを獲得するためのフォームがあるページに直接誘導しないと、離脱率は下がって広告が無駄になります。

次に多いのは、インプレッションが減るのを恐れてキーワードを設定したり、あるいはクリックの数が減るのを恐れてクリック数だけが稼げたりする文言を使うパターンです。

しかしこれも、最終的な目標がリードの獲得なら、無駄な工夫と言えます。
どんなにインプレッションが高くてもクリックしてもらわないと無意味だし、クリックしてくれても意図したものとは違うコンテンツだったら、リードにはなってくれません。

考えてみてください。

リード獲得が目的なら、10万インプレッション、5,000クリック、10リード獲得という広告と、1万インプレッション、300クリック、80リード獲得と、どっちがいいですか?

デジタル広告も、こうやって基本に立ち返って「そもそも何のために打ってるんだっけ?」と考えるだけでも、必ず効果を伸ばすアイデアが得られます。

ぜひ参考にしてみてください。

それでも「うちの広告のこの反応って、いいの? 悪いの?」とお悩みの方は、ぜひルシダスにご相談ください。

他にもたくさんある技、お教えします!

執筆者プロフィール

池上ジョナサン
池上ジョナサン
株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]

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