こんにちは!ルシダスの角波です。
先日、弊社マーケティングロックスターにして代表の池上がお客様とのSkypeミーティングの際、インプレッション数という言葉がしきりにやり取りされていました。(そして相変わらず用語がわからず、一人焦る私……)
意味それ自体は、調べればすぐにわかります。
が、それってそんなに大事なの? という疑問が残ります。
そこで! 今日もあいかわらず偉そうですが、「インプレッション数って、結局どんな意味があるの?」とお悩みのアナタに向けて、新人目線でラーニングを共有します!
インプレッション数だけ見ていても、あまり意味はない!?
早速見出しが挑発的ですが。汗
インプレッション数とは、Google AdWordsなどの広告が表示された回数のことです。
広告管理会社から上がってくるレポートにも含まれているので、マーケ担当者もそれなりにチェックして上層部に報告はしている、という現状もあるようですが……。
表示回数が多いということは、単純に考えれば、それだけ自社の広告がユーザーの目に入る機会が多いということですよね。
でも……どうもこの数値が高いことだけに満足感を覚えていると、ぬか喜びになってしまうらしいのです。
いったいどういうことでしょうか?
一緒に見よう、クリック数
インプレッション数と共に語られる用語に、クリック数があります。
クリック数とは、広告がクリックされた回数のことで、「クリックされた」ということは、ユーザーを「ウェブサイトに誘導できた」ということです。
結論から言うと、より大事な指標はこのクリック数の方で、インプレッション数というのはその前段階の指標に過ぎないのです。
広告がどんなに多く表示されたとしても、その後どれだけの多くの人が自社のサイトを訪れてくれたかが重要になってくるのですね。
ちなみに、広告の表示回数に対して、広告がクリックされた割合のことを「クリック率」といい、以下のような計算式で表せます。
クリック率が高いほど、その広告がクリックされやすいということを表した指標です。
このような指標があることからもわかるように、インプレッション数はクリック数と一緒に用いることで初めて意味を成してくるのです。
大事なのは「最終的に売れたかどうか」
もっと突っ込んで話を進めると、その後の購入につながる動きがあって初めて、これらの指標が測定する意義のあるものになります。
- 広告がクリックされ、ユーザーがサイトに遷移し「購入」ボタンが押される。
- フォームが記入され、営業への送客につながる。
- サービス内容のページを見たユーザーから、問い合わせがくる。
などなど……。
一番大切なのは、最終的に売れたかどうかです。
インプレッション数は、それ自体の数を増やすことが目的なのではなく、マーケティング施策全体を成功へ導くための一つの手段にすぎない、ということですね。
全体を俯瞰して、インプレッション数に限らずそれぞれの指標を正しく活用していきましょう!
また、広告がクリックされたサイト遷移後の施策については、手前味噌ですが私が以前書きました、「今更聞けないマーケティング用語!〜LPOって、ナニ?〜」もぜひご覧ください。
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