こんにちは、北海道の冬の寒さに対抗するため、足湯にハマっている末端冷え性の熊谷です。
ルシダスではMarketoの運用代行も承っており、クライアントからMarketoフォームの修正を依頼されることもあります。
しかし、そうした修正依頼の多くは「フォームが使用されているページ」で指定されるため、具体的に「どのフォームを修正すればいいか」まで指定いただく機会は少ないです。
特に、Marketoランディングページ(以下、Marketo LP)内に設置したフォームの特定は容易なのですが、「埋め込みコード」で外部ページに設置している場合、どのフォームを使用しているのかを特定するには慣れが必要になります。
そこで今回は、外部ページへの埋め込みフォームがたくさん増えても、対象のフォームはどれなのかを確実に判別する、ルシダスオリジナルの小技を紹介します!
なるべく簡潔に手順化してみた
誰でも簡単にできるように、ショートカットキーを活用した手順にしてみました。
なお、使用するブラウザはMarketo推奨ブラウザでもある「Google Chrome」です。
対象のページでやること=ソースを表示させ、フォームのIDを調べる
1. 対象となるページにて、ショートカットキーで「要素を検証」を開く
windowsなら[ F12 ]を押すだけ!
macなら[ option + command + I ]を同時押し!
2. 「要素を検証」を開いたら、さらに検索ウィンドウを開き「 mktoForm_ 」と入力する
windowsなら[ ctrl + F ]で検索ウィンドウを開く!
macなら[ command + F ]で検索ウィンドウを開く!
検索文字列は「_(アンダーバー)」まで入力するのがポイントです。
3. 検索して見つかった「 mktoForm_XXXX 」の[ XXXX ]部分の数字を控えておく
数字は通し番号でのIDなので、桁数はMarketoインスタンスによって異なります。
もし、例のように4桁でなくても気にしないでください。
Marketo内でやること=フォームIDをもとに対象のフォームを探し当てる
Marketoにログインしたら、「https://ooo-ooo.marketo.com/」の後ろに「#FO」と先ほど控えておいた「XXXX」を合わせて入力し、エンターキーで移動します。
例:https://ooo-ooo.marketo.com/#FO2047
#FOはMarketo内でのフォームを意味し、その後ろの数字はフォームのIDです。
これで対象のフォームに辿り着けました!
フォーム修正にあたり気をつけなければならないこと
無事、フォームに辿り着けても焦ってはいけません。
必ずそのフォームの「使用者」を確認しておきましょう。
「使用者」とは、そのフォームを使用しているMarketo LPのこと。
これがなぜ大事なのかというと、このフォームが複数のMarketo LPで使われている可能性も否めないからです。
修正対象のページのことだけ考えて修正をすると、見た目や設問内容がその他のLPには適さないものになってしまうこともあります。
さらに! 今回取り上げたような「外部ページへの埋め込み」の場合、そもそも「使用者」として認識されないので注意が必要です。
「使用者がいないから削除してもいいよねー」と思っていたら、外部ページでぽっかりとフォームが無くなってしまう……なんてことも!?(オソロシイ)
急がば回れ、最初に手間をかけておく安全な方法とは
フォームを設置するページにMarketo LPを使用することで、常にそのフォームの使用者を把握できますし、Marketoの本領たる他の数々の性能も活用できます。
しかし、Marketoの標準テンプレートでは、既存のWebページデザインを再現することはできず、ユーザーがサイト回遊中に「ん? なんか全然違うページに飛ばされたぞ?」と誤解を招くおそれもあります。
そこで、ルシダスはクライアントのWebページデザインを踏襲した、通称「そっくりさんテンプレート」の作成を推奨しております。
もちろん、それなりの手間はかかりますが、そっくりさんテンプレートを作成しておけば、ユーザーと管理者の両者にメリットが得られるでしょう。
以上、Marketoフォームにまつわる小技を紹介しました。
「そっくりさんテンプレート、作ってみようかな?」という方や、「もっといい方法があるよ!」という方、ぜひご一報ください!
執筆者プロフィール
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高校から始めた男子新体操をきっかけに、ブレイクダンスなど身体を使ったパフォーマンスにどっぷりとハマる。
そのままフィットネス業界に入り10年弱、インストラクターや店舗の運営・管理、新店舗…[続きを読む]
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