こんにちは! うちのプロマネから熊本弁で作業依頼が来たので、熊本弁で返したらスルーされたw ルシダスの熊谷です。
ルシダスではマーケティングオートメーション(MA)の導入支援なども承っていますが、今回は便利な「Marketo」でも、うっかりするとウェブ解析担当者(以下、担当者)を困らせてしまう恐れがあるので、それを未然に防ぐ方法をお伝えします!
なお、今回の記事はGoogle Analytics(以下、GA)を使用している方が対象となります。
もし「?」という方は、頭の片隅に置いておき、その日が来たら担当者にこの記事のことを教えてあげてください!
MarketoがあればGAは要らないんじゃないの?
さて、具体的な話に入る前に、GAとMarketoの違いについて重要な点をおさらいしたいと思います。
Marketoもウェブの訪問者を追跡してレポートできますし、GAも同様に追跡してレポートできますが、大きな違いはその性質と目的です。
ですから、この2つのツールはどちらも「トラッキングする」という意味では同じですが、性質や目的はまったく違いますので、どちらも継続して必要となります。
「ビュー設定」の「除外するURLクエリパラメータ」で、Marketo独自のパラメータを除外する
先に結論を書きましたが、「除外するURLクエリパラメータ」の機能を使いこなしている担当者でも、「Marketo独自のパラメータ」をMarketo導入前から設定している方はいないでしょう(もしいたら有能すぎます)。
こちらの画像をご覧ください。
Marketo導入前(画像:左)は、「/mailmagazine_meaningfulmetrics.html」への3つのセッションは1行で見えていたはずなのに……。
Marketo導入後(画像:右)には、URLに何やら長ったらしい文字列が加えられ、さらには同じページなのに3行に分かれてしまっています。
これは先ほどの「除外するURLクエリパラメータ」で回避することができるのですが、そもそもどんなパラメータを除外するかが分かっていないと、回避することができません。
Marketo独自のパラメータとは?
今度は、先ほどの画像の中から「mkt_tok」に注目してみます。
URL冒頭の部分は同じですが、「?mkt_tok=」を境に違う文字列が割り振られています。
この「mkt_tok」がMarketo独自のパラメータです!
とても便利な機能ではあるのですが、GAでページへのセッション数だけを知りたい場合は、かえって邪魔になってしまうこともあります。
特に、ルシダスのようにウェブサイトに誘導するようなメルマガを発行している場合、同一ページへのセッションの行がメールの本数分だけ増えてしまう恐れがあります(……気が遠くなりますね)。
担当者次第なので、相談しましょう!
「見やすさ」という観点ではパラメータの除外をしておく方がよいでしょう。
ですが、担当者次第では、このパラメータまでしっかり残しておきたいという方もいるかもしれません。
いずれにせよ、担当者が管理しやすいデータになるようにすることがベストプラクティスです。
個人的にオススメしたいのは、「パラメータの除外をしているビュー」と「していないビュー」の2つを設定し、使い分けるのがよいでしょう。
歯車のマーク(管理)から[新しいビューを作成]ができます。
今のご時世、ウェブサイトは立派な資産です。
リアルな店舗なら来店数や認知媒体を把握するのは当たり前!
でも、数値の追跡に時間を費やし、営業が疎かになるのも本末転倒です。
営業の力を最大限に引き出す、MAだけでなくデジタルマーケティング環境全般のことがめちゃくちゃ得意な我々にお任せください!
執筆者プロフィール
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高校から始めた男子新体操をきっかけに、ブレイクダンスなど身体を使ったパフォーマンスにどっぷりとハマる。
そのままフィットネス業界に入り10年弱、インストラクターや店舗の運営・管理、新店舗…[続きを読む]
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