職場から帰宅したらエアコンがつけっぱなしになっていることに気がついた藤澤です。ああ、電気代がかさむ……(涙)。
さて、今回はつけっぱなし、じゃなくて「やりっぱなし」についての話です。
あなたもメールマガジンやイベントの集客など、日々たくさんのメールを送っていると思いますが、配信したメールはその後どうなってますか?
……え? まさか、送りっぱなしにしてませんよね?
メールを配信した後、何をする必要があるのか?
それは、配信したメールの効果測定を行って何が良かったのか、悪かったのかを分析することです。結果の検証もなくやみくもにメールを送り続けても、なかなか良い結果にはつながらないのです。
そうは言われても、効果測定ってどこを見るべきなのか、それを受けての改善方法もわからない……という方が非常に多いのも事実! なので、メールの効果レポートでチェックするべきポイント、その後の改善案の考え方を伝授します!
メールの効果レポートはここをチェック!
今回の内容はメール配信ツールの種類に関係なく重要なポイントです。弊社が使っていてお客様も一番多く利用しているAdobe Marketo Engage(以下、Marketo)の例でお話しします。
Marketoには20種類近いレポートが存在します。メールを配信した際は開封率やクリック率が計測できる「メールの効果レポート」をまずは作成しましょう。
レポート結果としてさまざまな数値が表示される中、特に重要なのは以下の3項目です。
1. 開封率
配信数に対してメールを開封したリードの割合です。
メールの内容がいかに素晴らしくても開封してもらわないことには始まりませんから、とても重要な数値です。
2. 開封クリック率
メールを開封したリードがどれだけリンククリックを行ったかを示す割合です。
メールの内容を読んでくれているかを判断する際は、単純なクリック率よりもこちらを確認するのがオススメ。
3. 配信停止率
配信したメール経由で配信停止されてしまった割合です。
0%にすることは難しいですが、コンスタントにこちらの数値が高い場合は要注意です!
レポート結果から仮説を立てて、改善に生かそう!
配信の結果が良かった場合はもちろんですが、悪かった場合もその要因を考えて、次回以降の配信で改善しましょう。今回は先ほど挙げた3つの項目が悪かった場合に考えられる要因の一例をご紹介します。
1. 開封率が悪いなら
そもそもメールを見てもらえていない状況です。
差出人名や件名、プレヘッダーテキストを見直して、リードが開封したくなるように工夫しましょう。
2. 開封クリック率が悪いなら
- 件名から期待していたことと、メールの中身が噛み合っていなかった
- 情報を詰め込みすぎて、最後まで目を通してもらえない
- ターゲットにコンテンツ内容が刺さっていない
- メール内で全ての情報が完結している(サイトに飛ぶ必要がない)
などが考えられます。コンテンツの内容やクリエイティブを改善しましょう。
3. 配信停止率が高いなら
- 配信頻度が高すぎる
- 全然興味のないコンテンツが送られてくる
と感じているのかも。ターゲットに嫌がられないように、リードの状況に合わせた適切なコンテンツ、配信頻度を心がけましょう。
終わりに
今回は尺の都合上、ざっくりとした紹介になってしまいましたが、もっと詳しく改善のヒントを知りたい方はこちらのコンテンツもオススメです。
また、直接ルシダスのコンサルタントに相談したいという方も大歓迎です。お気軽にご連絡ください!
執筆者プロフィール
- 長野県長野市生まれ。神奈川の大学を卒業後は手芸用品の小売店に就職し、全国転勤を繰り返しながら店長として店舗管理業務に携わって…[続きを読む]
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