「長いメールは読まれない」、揺るぎないその事実。
それなのに、いまだに一部の企業が、文字数最適化の努力をせず、テキストがぎっしり詰まったメルマガのごときマーケティングメールを送り続けるのは、なぜなのでしょうか?
長いメールは読まれない、これ常識!
長文メールがもたらす弊害は明らかです。
こんな結果に陥りたくないなら……
そう、本文はできるだけ読んでもらえる長さに簡潔にまとめる、これに尽きます!
ところが、ある程度ブレーキがかかりやすい件名はまだしも、メール本文となると、書き手のベクトルは「これを伝えたい!」「この製品を売りたい!」方向へと傾くので、注意しないと文字数は際限なく膨らむ一方。
では、どうしたらよいのでしょうか?
メール本文を短くまとめる3つのポイント
〇〇様
いつも大変お世話になっております。
寒暖の差が激しい今日この頃ですが、お元気でお過ごしのこととお慶び申し上げます。
さて弊社では、企業の皆様にお役立ていただきたく、次のようなセミナーを企画いたしました。(以下略)
よく見かける一般的なマーケメールの書き出しです。
他にいろいろなタイプのあいさつ文がありますが……。
これ、いいかげんやめませんか?
「いつも大変お世話に(中略)お慶び申し上げます」。
この部分だけで、すでに貴重な55文字が費やされているんです!
ある程度パーソナライズするとはいえ、マーケティングメールはあくまでマーケティングメール、お手紙ではありません!
誰も注意して見ていないなら、形骸化したあいさつは省いてOK!
「昔から入れていたから必要」というマインドから即、脱却しましょう!
あなたは、自分で書いたメール本文の文字数を具体的にカウントしていますか?
それほど多くないはずと予想していたメールの文字数が思わぬボリュームで、驚く方は多いはず。
オススメの文字数は、200文字以内。
最長でも400文字以内に収めることが肝心です。
Wordの文字カウント機能、無料のウェブやアプリなど文字数をカウントできるツールはいろいろありますので、ぜひご活用を!
件名が玄関なら、メールの本文は、あくまでその先のCTAへと誘導するための廊下にすぎません。
LPにくわしい情報や説明が記されているなら、本文ではほんの少し触れるだけでOK(なのに、この点を飲み込めない書き手は意外に多い)。
なお、うまくCTAへと誘導するには、その先に何が待っているのか、好奇心や焦りを掻き立てるような言葉で結論を濁すことがコツです。
ルシダスではこう実践!
最後に、ベストプラクティスとして、ルシダスで実際に配信したメールをご紹介します。
メール開封率改善ウェビナーの案内メールです。
いかかでしょう? この簡潔さの極み。
ウェビナーの日程など、詳細は本文で一切言及がないことにお気づきですか?
●興味を引く具体的な事実を明記する
ことで、むしろアイキャッチの動画やキャッチコピー、CTAが強調されていると思いませんか?
さあ、今日も文字数ダイエットに勤しみながら、目指せ、理想のマーケティングメール!
メルマガ登録
マーケターやマーケティングにご興味のある方へ。些細なことから「おっ」と思う注目の事柄まで、読んでお得な情報をメールで配信中!気になる方は今すぐご登録を!