プロジェクト計画書、作っていますか?

プロジェクト計画書、作っていますか?

小学生の頃、夏休みを計画どおりに過ごせたことがなく、宿題をためて痛い目を見た久保です。
今回は、マーケティング施策の実施前に計画を立て、それを形にすることの重要性についてご説明いたします。

なぜ重要なのか?

今度こそ施策を成功させたい! と思っているそこのアナタ!
「施策の成功」とは一体何なのでしょうか?
「何をもって成功なのか」という基準と成功までの計画が曖昧なまま、施策を進めるのは危険ではありませんか?
計画書を作らないことにより、「ゴール」や「やるべきこと」の明確化ができないという弊害が出てきます。
例えば、「とあるマーケター向けのイベントに登壇する」という例で考えてみましょう。

ゴール

  • 新規契約受注?
  • 新規リード獲得?
  • 名刺交換xx枚?
やること

  • 発表用スライドの作成
  • 当日配布用のパンフレット作成
  • 参加を促すためのメール配信

……などが考えられます。

その時、「そもそも何で登壇するんだっけ?」や、「メールは全員に送って本当にいいのか?」など確認するべきことがたくさんありますよね。
多種多様な作業を、全員が抜け漏れや遅れなく進めるのはなかなか困難です。そんな時、計画書を作っておけば迷いがなくなるというわけです。
計画書を作成する意義は「自分自身がゴールまで迷わず行けること」のほかにも「関係者全員が認識を共有できる」ことにあります。

何を計画する?

ゴールとやるべきことを明確化したら、実際に計画書を作成しましょう。次のような内容を設定すると効果的です。

1. ゴールを設定し、全員で共通認識を持つ
→新規リード50人獲得など、定量的なゴールとしましょう。達成したかどうかが非常にわかりやすいです。

2. 実施する作業と担当を決める
→ゴールを達成するために必要な作業を洗い出します。過不足がないように複数人でチェックすることをオススメします。

3. スケジュールを決める
→予定どおり完遂させるためには、それぞれの作業を「いつまでに終わらせる」はもちろん重要ですが「いつまでに始める」も同じくらい重要です。また、「この日までにこの作業が終わっていない(始まっていない)とまずい」というようなマイルストーンも必ず設定しましょう。進捗は日々チェックし、遅れている場合は早め早めの対策が肝心です。

最後に

作成した計画のとおりに実施できたか、必ず振り返りを実施しましょう。うまくいった場合でもうまくいかなかった場合でも、改善点を見つけ次につなげることは非常に重要です。

ゴールは達成できたかどうかを数値化することをオススメします。
特に達成できなかった場合、

ゴール − 達成度 = 足りなかった部分

となりますが、「一体何が足りなかったのか?」を明確化し、「どうすれば足りない部分を補えるのか?」を見つけ出して今後の課題としましょう

「それでもわからない。このままじゃあ次の施策が不安だ…」という方は
ぜひルシダスへご相談ください! お手伝いいたします。

執筆者プロフィール

久保学
久保学
「北海道の人は地元のことが好きすぎて外に出ようとしない人が多い。それじゃあ人生もったいないから一度は離れたほうがいい」学生時代のアルバイト先で出会った…[続きを読む]

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