デキるマーケターは製品の話をしない!?

デキるマーケターは製品の話をしない!?

やたら「w」という表現を使うのが中年特有と指摘されて若干凹んだマーケティングロックスターの池上です(涙)。

え!? と思わせるようなタイトルで本日は攻めのブログを書いてますが、実は釣りでもなければひねってもいなくて、かなりストレート直球なお題です。
あっ!と気付いた方はかなり鋭いと思いますが、ルシダスのマーケティングメールで直接製品やサービスを訴求したものって、ほとんどないですよね?

その理由は簡単。
ルシダスという会社がものすごくお人好しで、商売っ気のある話が苦手だからです……というのはもちろん嘘。w(あ、またやっちゃった)

物事には必ず限度というものがある

ルシダスが自社の商材の利点や価格のみを訴求したメール、またはそれにまつわるイベントやセミナーの案内ばかり送っていたら、読んでくれる人はぐぐぐ〜っと減ってしまいます
特定の商材に興味関心があって、ピンポイントでそれについて知りたいと思っている人なんて、その時々でごくわずかですから。

そして、せっかくMarketoというMA(マーケティグオートメーション)ツールを使っているのに、メールを使って製品訴求しかしていなかったら、それはマーケティングではなく営業活動になってしまうからです。

本来マーケティングで成し遂げたいのは、まだ購入意思がなかったり、ニーズもない方々との間にコミュニケーションを通じて聞く耳を持ってもらえるように信頼関係を構築していきながら、ニーズを探ったり、あるいは態度変容を促したりして、いずれ営業や来店につなげること

そんなとき、二言目には製品の話しかしなかったらどうなるでしょうか?

お客様が怒る……ということはあまりないと思います。
そうではなく、スルーされるようになっちゃうのです。
難しい話ではありません。あなたにも経験があるはずです。

製品の話とか、自分にとって(タイミングを含めて)興味がない題材のメールしか送ってこない企業のメールは、無意識のうちにスルーしてるはずです。
あまり度が過ぎれば、配信停止を食らう可能性もあります。

自己アピールよりも相手のニーズを優先して

ではどうすればいいのかというと、ルシダスと同じようにすればいいのです。

やがてそういうニーズが芽生える可能性がある見込み客に向けて、彼らが興味を持ってくれそうで、そして発信者としても価値があると思える情報や話題の提供に集中すること。

今、これを読んでいるあなたも、きっとマーケターあるいはマーケティングに関連した業務に就いている方で、(いきなり製品やサービスの話をされたらちょっと引いちゃうけど)勉強になる題材だったから、このブログに興味を持って読んでくれているのだと思います。

ね? 難しい話じゃないでしょう?

とはいえ、ずっとお人好しのまま情報提供ばかりしていればいいわけではありません
しかるべき時がきたら製品やサービスの話をしてもいいんです。

でも、そのお題はまた今度。
また今度まで待てない! という方は、下のお問い合わせフォームからご連絡いただければお力になれると思います!(ほらね?ちゃんと商売っ気も出てるでしょ? w あ、またやっちゃった。wwww)

執筆者プロフィール

池上ジョナサン
池上ジョナサン
株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]

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