「大事な日」を逃さない! Marketoの日付指定

「大事な日」を逃さない! Marketoの日付指定

「コーヒーを一口飲んで作業に集中し、二口目には冷めている。」という仕事中のあるある。

自宅では全く使わないと思っていた「保温マグカップ」がそれを解決してくれたことに、マーケティングが担うメリットや新たなニーズの発掘の大事さを身をもって感じたクマガイです。

「大事な日」を逃さないために

さて、今回は既存のお客様であれば「契約満了日」や、BtoCの鉄板ネタ「誕生日」など、Marketoで日付を軸としたキャンペーンを実施するときに使う演算子(Operator)の種類や、気をつけておきたいポイントをまとめてみました。

これらの演算子の違い、把握できてますか?

こんなにある日付に関わる演算子

「生年月日」のような、日付を格納しておくフィールド(フィールドタイプ:日)で使える演算子は14個あり、値の入力方法別でみると5つのパターンに分けられます(かっこ内は英語表示の場合です)。

指定の値と等しい(is)
指定の値と等しくない(is not)
次の後(after)
指定の期日より前(before)
指定の期日以降(on or after)
指定の期日以前(on or before)
特定の日付を入力する
カレンダーのアイコンからも選択可能
※「次の後」と「指定の期日より前」の2つは入力した日を「含まない」ので注意
次の間(between) 「開始」と「終了」の2つの日付を入力する
カレンダーのアイコンからも選択可能
過去(in past)
次より過去(in past before)
未来(in future)
次より未来(in future after)
「1時間」、「2日」、「3週間」など、数字と単位で文字入力する
※「月」の場合は
×「1ヶ月」 ×「1ヵ月」 ×「1カ月」
◯「1か月」 ◯「1月」なので注意
次の期間内(in time frame) 以下、12の選択肢から選ぶ
・今日
・昨日
・今週 日〜土
・今週 月〜金
・先週 日〜土
・先週 月〜金
・今月
・先月
・今四半期
・前四半期
・今年
・昨年
空である(is empty)
空でない(is not empty)
値の入力は不要

入力した日付が対象に含まれてない!?

入力時の注意点として特に重要なのは、「次の後(after)」と「指定の期日より前(before)」は、入力した日付は「含まない」ということです。

「指定の期日以降(on or after)」と「指定の期日以前(on or before)」には「on or 〜」からわかるように、入力した日付を「含む」ことになります。

また、「1時間」、「2日」、「3週間」などのように、数字と単位で文字入力するものでは、「1ヶ月」ではなく、「1か月」もしくは「1月」と入力しなければなりませんので、間違えないように気を付けましょう。

まとめ

今回は[フィールドタイプ:日]で使える演算子が14個ある。という内容でしたが、フィールドタイプも14種類あり、使える演算子もまた異なるということです(それはまた別の機会に……)。

これらを丸暗記をする必要はありませんが、「フィールドのタイプによって使える演算子は異なる」ということと、「演算子を使うにあたり気を付けなければならないこと」を、頭の片隅に置いといていただければ、いざという時のつまずきも少なくなると思います!

執筆者プロフィール

熊谷直樹
熊谷直樹
高校から始めた男子新体操をきっかけに、ブレイクダンスなど身体を使ったパフォーマンスにどっぷりとハマる。
そのままフィットネス業界に入り10年弱、インストラクターや店舗の運営・管理、新店舗…[続きを読む]

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