自称「ルシダス一のサウナー」こと、生田です!
サウナ(90℃)と水風呂(15℃)を交互に入る×3セット、そしてその後500mlのビールをグビッと……それはもう、犯罪的な美味さだっ……!(←わかります?)
さて、今日はMarketoの「タグ付け」についてお話しようと思います。
あなたはリードの行動をきちんと把握できていますか?
いきなりこう尋ねられて、自信を持ってハイ! と言える方は少ないのではないでしょうか。
細かい話はここでは省きますが、Marketoは「Munchkin」というトラッキングタグを事前にウェブサイトに埋め込んでおくことによって、訪問者のブラウザに対してクッキーを付与します。
そして、再び該当者が訪問した際に、ブラウザのクッキーを認識して「同一人物だ」と判断する仕組みになっています。
つまり、ブラウザベースでアクティビティを追っているということです。
もう一度言います、アクティビティはブラウザベースで追っているのです!(しつこい?)
さらに、リード別に詳細なアクティビティ(メール開封やWEB行動など)を追跡できるようにするためには、リードが「タグ付け」(タギング)されている必要があるのです。
そのために必要なアクションは、以下の2つのいずれかです。
or
Marketoから配信したメール内のURLをクリック
ただし、スマホとPCで実は同一人物でも
- タグ付けは会社のパソコン
- 普段ウェブサイトを閲覧する際は、私物のスマホ
という状況の場合、Marketoではそれぞれ別の人と認識してしまうのです。
また、単に端末の違いだけではなく、「同一端末でもブラウザーが変われば別人と認識される」ということもありえます。
つまり、実際のリードの行動と、Marketoで追跡されているWebアクティビティに差異が出てしまうのです。
また、ビジネスモデルによってリードの行動に異なる傾向が出るのも、やっかいなポイントです。
B2Bのお客様なら「イベントやセミナーの申し込みは会社のPCでしたけれど、ちょっとした調べ物なら、私物のスマホでサイトを訪問してチェックする」なんて行動は珍しくありません。
一方、B2Cのお客様なら「商品のチェックは会社のPCでするけど、さすがに注文となれば自分のスマホで」という行動パターンは、よくあることと思います。
そんな状況で、どちらか片方のデータだけに着目して追っていると、実際には温度感が高まっている人に対して、温度感が低い人が興味を引くようなメッセージを送る、というミスコミュニケーションをも犯しかねません。
まさに悲劇です。
以上の点から、重要なのは、お客様の行動にしっかり紐づいた端末に対してタグ付けすることです。
お客様の生活をイメージすることが大事
スマホにタグ付けするアイデアを1つご紹介させていただきます。
お客様の1人になったつもりで、その生活をイメージしてください。
「確実にスマホしか触らない瞬間はいつですか」と聞かれたら、皆さんは思い当たる節がありますか?
だいたいの方はスマホを触ってニュースを見たり、ゲームをしたりしていますよね。そのため、メールの配信時間を、通勤時間帯に重なる午前7時30分から8時の間に設定して実行することで、狙ったスマホへのタグ付けが実現する可能性がかなり高まります。
どうですか?
あなたのお客様にも当てはまりそうですか?
実際にどの端末にタグ付いているかは、リードのWebアクティビティの詳細で確認することができますので、あなたも気になるお客様について確認してみてください。
タグ付けはアイデア次第
実際に狙った端末に対してタギングを行うためには、そのために必要な施策をどう組み立てるか、というアイデアがとても重要になってきます。
自社ではどうすればいいかな……というお悩みのある方は、ぜひルシダスまでお問い合わせください!
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