ライターの今野です。
今回はタイトルのとおり、ルシダスの本拠地・旭川市を擁する北海道に焦点を当てた記事になります。
必然的に旅行者・移住希望者向けのものになりますので、いつものようなマーケ関連で役に立つ記事を求めていた方には申し訳ないですが、北海道に興味があるならちょっと役立つかもしれません。
「北海道はでっかいどう」はマジ
「函館と知床を観光コースに選んだら移動だけで終わった……」
ネットで散見されるあるある系のネタですが、それほどに広い北海道。具体的には九州2個ぶんでまだ余ります、というか国土面積の1/4近くが北海道です。「いっぱい観光地巡らなきゃ損だよね! 同じ県内だから大丈夫でしょ」は大丈夫ではないのです……。
鉄道での移動も赤字路線は廃止されるところが年々増えており、また時間もかかるので、現実的ではありません。この辺はマーケティングロックスターの過去の記事が参考になります(富良野線のあたりが特に)。
それと北海道に来るとなれば兎にも角にも新千歳空港な風潮がありますが、羽田で乗り換えてでも行きたいところに最寄りの空港へ行く便を選ぶことをオススメします。そのほうが移動時間もかからず疲労も少なくて済みます。
特に新千歳から函館に行く計画を立てる方が多いですが、その距離はおよそ300km近く。羽田から名古屋に行くのとそう変わらないのですが、羽田から名古屋と違って新幹線のような高速鉄道はなく、ディーゼル特急……。
道民がオススメする観光の仕方
「拠点の街を決めて半径50km以内で見るところを事前に決めて回る」のが良いでしょう。そうでなければ延々と移動の繰り返しで移動するだけになりかねません。そしてどの観光地も楽しむとなれば大体1日かかります。
ここで注目したいのが、北海道はどこに行ってもほぼ必ず温泉がある、温泉王国だということ。温泉好きなら温泉宿を拠点にして近くを周遊することで観光を満喫できるでしょう!
例えば、旭川市を拠点にするなら駅前に複数ある温泉ホテルに宿をとれば、旭山動物園、美瑛、富良野などを観光ルートに入れつつ余裕を持って楽しめるという寸法です。
で、ルシダスのある旭川は旅行や移住にどうなの?
旅行先としては道北観光の出発点ともいえる位置にあり、人気の美瑛・富良野が近いこと。アイヌの歴史を追うならカムイコタンも良いですね。また北海道の物流の要でもあるため、いわゆる「北海道のうまいもの」は旭川で大体食べられます。ということでオススメ。
移住先としては、あまり知られていませんが日本でも有数の医療都市であるということを第一に持ってきたいところです。医療体制だけなら札幌以上です。また、市内中心部からほど近い旭川空港の運行は冬でもほぼ止まらないというのも魅力です。インターネットを介して仕事ができる現代では、旭川は東京を中心とした日本全国へのビジネス拠点になり得るわけですね。実際に出向く用事があるときはひとっ飛びです。
「本当にそんな都合のいい話があるの?」と思うかもしれませんが、何よりルシダスがそれを実証しています。正確には「じゃあ東京行ってくる」のノリで飛んでいく弊社代表マーケティングロックスターが。
(ルシダス本社の立地はなんと空港から13分!)
……ということで、今回は来道の際の注意点と旭川についてつらつらと書いてみました。北海道観光は行き先を絞ってみれば素晴らしい体験ができるものですし、仕事の観点だと旭川はビジネスの発信地としてのポテンシャルをまだまだ秘めている土地です。旅行先の検討や、自社でセカンド・サードオフィスをどこに置くかを考えるときに、ちょっとだけ思い出していただけると幸いです。
執筆者プロフィール
- 深川市生まれ、旭川市育ち、旭川工業高等専門学校出身。全国高等専門学校ロボットコンテストなどに取り組みつつ高校生クイズ予選に出てみるなど楽しく遊び、某大手。…[続きを読む]
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