ちょいとそこの、粋なマーケターのお兄さん or お姉さん!
ご自分が書いたマーケティング用のテキストにいい感じのクリエイティブが備わったりすると、うんうん良い制作物が出来上がった、なんて安心して終わってませんか?
でもですよ……人々の意識がどれだけ視覚的にインパクトが強いデザインに向けられようとも、それはあくまでアイキャッチ。
いざ、「よし、読んでみよう!」と本文に進んでくれたとして、あなたが書かれた文章が相手の興味を引く内容でなければ……。
これでは、あなた自身の労力どころか、せっかくあなたの意図を汲んで素敵なアイキャッチを作ってくれたデザイナーさんの労力も、ムダになりかねません。
言葉を工夫して駆使してこそ、情報は、そしてあなたの思いは、的確に、効果的に伝わるのです。
というわけで……改めてWebライティングが提供できる価値について、3つの観点から再認識してみたいと思います。
1. 有用性という価値
時間経過の影響をあまり受けずに、長期にわたり参照され続けるWebコンテンツ。
そんなエバーグリーンなコンテンツを1本でも生み出せれば、そりゃもうWebライター冥利(?)に尽きる、ってなもんです。
特に凝ったグラフィックがあるわけでもない一見地味な記事が、そのサイトのトラフィックの牽引役だったりすること、ありますよね。
(このあたりについては、弊社の好評コンテンツ『ブログマーケティング25のヒント』にて詳しく解説しておりますので、ぜひダウンロードしてみてください♪)
Macの虹色の傘がグルグル回り始めた!! —そんなとき、とりあえず関連がありそうなキーワードの検索上位で見つけた記事のTipsを試してみると、意外にあっさり片付いちゃったりして、大助かりです。
たぶん私と似たような人は他にも大勢いるでしょうから、新たにもっと役立つ内容が出てこない限り、その記事は検索上位にとどまり続けるでしょう。
2. 信頼性という価値
営業マンや企業サイトが提供する情報よりも、ユーザーレビューといった第三者のジャッジが購買意欲の促進や意思決定に大きく作用する傾向は、ますます強まっています。
ただ昨今は、そうしたレビューさえも、いったん「やらせじゃない?」などと疑惑が持たれ始めると、それまで篤い信頼を寄せていた人々のパッションは冷めてしまい……本当にキビシイ時代です。
そういった意味で、的確な情報収集や正確な検証に基づいたWebライティングって、本当に大切です。
その企業やブランドへの信頼感に大きく影響するんですから。
このあたりは、コンテンツとしての面白さや興味深さ以上に、使命感を持ってこだわり続けていきたいところです。
3. 読者目線、つまりSEO面での価値
読者目線であることが、いかにSEOの改善に影響しているのか?
マーケターの皆様には馴染み深いことばかりと思いつつ、いくつか例を挙げてみました。
- 読者目線に立ったタイトル:一目で興味を喚起し、クリックや開封を誘引します。
- 読者目線に立ったページ構造:見出しや箇条書きなどで情報整理がされており、どこに何が書かれているかが、一目でわかります。
- 読者目線に立った言葉遣い:(高度に専門的な解説でもない限り)過度に難解あるいはクリエイティブな表現は極力排除! 単純明快で論理的、であるべし!
- 読者目線に立ったキーワード配置:読者のニーズに合わせたピンポイントなキーワードが、適度なバランスで、タイトルや見出し、本文、メタデータに配置されていること(あまり詰め込みすぎるとスパム扱いされるのでご注意)。
以上3つのバリューは、あくまでライター側が意識して取り組むからこそ実現するものであり、そしてその文章に相応しいクリエイティブが付随することで、文章の吸引力や寿命はさらに伸びるわけです。
まだまだ奥が深いWebライティングの可能性、追求し続けていきましょう!
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