みなさんこんにちは、ルシダスのハマダです。
今回のブログでも、Marketoの便利Tipsをご紹介していきますね。
ブログを書くときにいつも思うのは、「日本語って難しい」ということ。
このブログ原稿は社内で校正などが行われているため、リリース時にはもっと読みやすくなっているわけですが、最初の執筆の段階で「どうやったら伝わるの?」と考え込んでしまうことが結構あります。
なぜ日本語が難しいのかというと、結果として同じ意味の内容であっても表現が異なっていたり、逆に助詞の使い方1つでまったく意味が異なるものになったり、なんてことが挙げられますよね。
Marketoも日本語にローカライズされてはいますが、英語のストレートな意味にぴったりの日本語に訳しきれずに「え? なにこれ?」と考え込んでしまうことが多くあります。
今日は、そんなニュアンスをもった「スマートリスト」の活用方法をご紹介します。
スマートリストのフィルター設定
Marketoのスマートリストは、皆さんよくご存じの機能。
キャンペーン作成やメール送信に強力な働きをしてくれますよね。
Marketoの中心的機能といっても差し支えありません。
フィルターとして使える項目も多岐にわたっているのですが、中でも特に利用度が高いと思われるのが「既存のリストにいるか・いないか」ではないでしょうか。
ここで、ちょっと困ったことが発生します。
「リスト」という言葉を検索してみると上の画像のようになるのですが、理解しづらい日本語が出てくるのがおわかりでしょうか。
「リストに追加済み」
「リストのメンバー」
この微妙なニュアンスの違い、上手く説明できますか?
リストに追加したからこそメンバーなわけだし、メンバーだからこそすでにリストに追加されているわけで、「どっちも同じじゃん!」とダダをこねたくなってしまいます。
でも、両者には明確な違いがあったんです。
その違いとは?
では、ここからが本題です。
この両者、結論から言うと「期間の違い」ということになります。
リストに追加済み
「リストに追加済み」を選択した場合は、現在リストに入っていないリードであっても、指定された期間内に一度でも追加されたことがあれば(たとえその後削除されていても)対象となります。
つまり、特定期間内にリストに入ったことのある人の総和ですから、現在リストに入ってる人数よりも、このフィルターで抽出される人数の方が多い可能性があります。
このため、このフィルターを使用すると、デフォルトで「アクティビティ日」を入力するようになっています。
リストのメンバー
では、もう一方の「リストのメンバー」はというと、現在リストに存在している人たちそのものです。このため、アクティビティ日の指定もできなければ、制約の追加もできません。
この2つのフィルターの意味を理解しておけば、よりリストの抽出精度が上がりますよね。
うっかりリスト抽出で安心してしまい、関係のないリードにまでメールを送信しちゃった、なんてトラブルを防ぐことができるんです。
いろいろなプログラムでリストを利用していて、頻繁にメンバーが入れ替わるような場合に使用しましょう。
リスト名のプルダウンの選択次第で複数のリストをまたぐことも可能です。期間を指定することも忘れずに。
リストのメンバー
専用のリストなど、固定されたものやアップデートの必要のないリストに使用しましょう。
ほら、これでもう完璧ですね。
このようにMarketoを含むMAの運用でお困りの際はぜひ、ルシダスまで「なんかいいアイディアないですか?」と、お気軽にお問い合わせください!
ではまた!
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