写真撮影で重要なこと。
それは「被写体をどのくらいの大きさで撮るのか?」「どんな形でどんな場所に置くのか?」といった構図作りなんです。
露出や絞り、シャッタースピードの基礎知識は必要ですが、それらはピントと同様、カメラに任せることができます。
でも、構図だけは、絶対的に撮影者で決めなくてはいけません。
撮影した場所や時間が同じでも、それ次第で写真に違った印象を与えてしまう構図。イケてる写真にもボツ写真にもなり得る重要なポイントです。
構図にまつわる4つのセオリーをマスターしてみましょう!
構図の基本
構図は奥が深く、そして難しいポイントでもあります。
なぜかというと、明確な決まりがないからです。
でも、多くの人にバランスの良さや美しさを感じさせるポイントがあります。
それを実践していくと、今までなんとなく撮っていた写真が説得力のあるものに変わってきます。
次にご紹介するセオリーを参考に、自分が撮影しようとしているものが、どのパターンに当てはまるのか考えてみてください。
1. 縦構図か横構図かを考える
構図の中でも一番基本で単純、でも重要なのが「縦か横か」の選択です。
ブログなどのコンテンツで使用するには、縦位置の画像は使いにくいかもしれません。が、文字の回り込みなどを設定していけば、それらも解消できます。
縦位置は高さやスマートさを強調でき、横位置は安定感や広がりを感じさせることができます。
2.空間と間を考える
たいていの場合、被写体のほかに空間も一緒に撮ることになります。その空間をできるだけ少なくするか、逆に多くするのかによって、写真に変化が現れます。
被写体を引き立たせる場合には空間を多めに入れても大丈夫ですが、主題が埋もれてしまうような場合には、空間はできるだけ排除するのがセオリーです。
3.パターンにあてはめて考える
写真撮影での黄金比ともいえるのが「3分割法」の構図です。
画面を上下左右にそれぞれ3等分する線を引くと、線が交わる4つの点ができます。そのどこかの点に主題を置くというものです。
被写体の周りに空間を入れて撮りたい時や風景写真等に有効で、安定感と同時に変化も付けることができる、王道パターンです。
4.撮影のアングルを考える
最近のカメラには必ずズームがついています。広く撮ったり望遠にしたりと便利な機能ですが、これを活用しましょう。広く撮る(広角)の場合には遠近感を強調できますし、望遠で撮ると圧縮効果で遠近感をなくすことができます。
いかがでしょうか?
案外、簡単に構図を考えられるのではないでしょうか?
もちろん、実際の撮影では、これらのセオリーが複数組み合わされた、あるいはセオリーに合わない被写体が出てくるかもしれません。
でも、基本を押さえておけば、きっと困ることは少なくなるはずです。
ぜひ、皆さんの構図作りに生かしてみてください!
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