タイトルは真剣勝負!7つの技で攻略せよ

タイトルは真剣勝負!

正直、私はタイトル作りがとっても苦手です。
これほど自己の発想の貧しさと向き合わされる作業は他にありません。
それでもあえてこのテーマを取り上げるのは、タイトルが読者の第一印象を左右する重要要素だからです。
魅力的なタイトルは、試合早々一本勝ちしてしまう柔道選手のように、一瞬で読者の興味を喚起します。

どんなに良い内容の文章でも、タイトルの当たりが弱ければ読者は釣れません。
そんなわけで、印象的なタイトルを作るコツをまとめてみました。

一瞬で心を動かすタイトルを作る7つのワザ
1. キーワードを絡めてみる

王道なやり方ですが、本文と関連の深いキーワードを含めてタイトルを付けましょう。
本文との関連が薄いタイトルにならないように、またウェブに掲載するようなコンテンツの場合、SEOの観点からも重要です。

2. 「自分」を絡めてみる

タイトルに自分という要素を絡めてみましょう。
「苦節20年・私がたどり着いた究極の桂剥き!」(例)などと、自身をタイトルの要素に据えることで、読者にとって他人である著者との距離が一気に縮まります。

3. 逆説で攻めてみる

あえて、自分が本来伝えたいこととは真逆のメッセージで攻めてみましょう。
例えば、MAを推進する我が社が「ルシダスが本当はMA導入をお勧めしたくない理由」という記事をリリースしたら(意外にも弊社の社長が「あ、このタイトルいいね!」と言っておりましたので、あながち嘘ではないかも……)どうでしょう?
我々のポジションを知る人々は「なんで?」と気になるでしょうね。

4.実際の数字を含める

「業界トップ100社に見る究極のSNS活用」
「クラウドツール選定10のポイント」
などと、実際の数字をテーマに絡めたタイトルにより、内容の実用性・具体性が増します。

タイトルは真剣勝負!
それは、切れ味鋭く決まった投げ技のよう。
5.部分的に崩してみる

部分的な(おもに漢字部分)崩しも一定の効果があります。
例えば「秘密のアッコちゃん」よりも「ひみつのアッコちゃん」の方が、不思議とヒミツ感が増します。
これを「ヒミツのアッコチャン」とカタカナで全部崩してしまうと締まりがなくなります。
言葉遊びをするような気持ちで、様々な印象の違いを試してみましょう。

6.希少性(オンリー・ユー)への期待を高める

この記事を読んでくれたら、きっと素晴らしい情報が得られますよ! という期待感を全面に出します。
「ここだけの」「とっておき」「あなたにだけ」「秘密」などの、読者のワクワク感を煽る言葉を1つだけ含めます。
多用すると視点が分散して逆に効果が薄れますので要注意。

7.緊迫感を煽る

「今のままで本当にいいの?」という疑問を投げかけ、緊迫感を煽る方法もあります。
「お使いのDB、セキュリティーは本当に万全!?」(例)といったタイトルで、読者の中の常識や安心に揺さぶりをかけます。感嘆符(「!」「?」)で締めるとバッチリです。

コツは他にも色々ありますが、また別の機会に共有したいと思います。
苦しいはずのタイトル作りが、いつの間にか楽しい作業になっているかも?

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