生まれ変わったら、猫とかいいんじゃないかなーと思っている、ルシダスの角波です(でも、今世は猫アレルギーでした、汗)。
これまで私のMarketo関連のブログでも、プレヘッダー設定やMAからの営業メール送信など、メールマーケティングについていくつかお届けしてまいりました。
しかし、これらはどれも、メールの設定あるいは単発のメール送信についてで、より連続性を持ったメール配信で興味喚起していく部分については触れてきませんでした。
そこで今回は、Marketoで設定する、そんなストーリー重視のメールマーケティングの代表格、ナーチャリングメール構築のポイントについて! 私がルシダスで学んだことを共有しちゃいます。
ナーチャリングメールとは?
弊社マーケティングロックスターのブログでも紹介がありましたが、ナーチャリングメールとは、メルマガとは違って1つのメール(コンテンツ)を繰り返し活用でき、かつリードの興味関心事に合わせて内容や優先度を調整して配信することができる、優れたマーケティング手法です。
「順番にメール送ってくのねー」とゆるい感じで捉えていた私……ですが、弊社マーケティングロックスターによると、「それでは真にナーチャリングメールとは言えない!」とのこと。
この話を紐解くには、もっと根本的なところに戻って、「Marketoでナーチャリングメールを送ることで、そもそも何したいんだっけ??」と考えていく必要があるのだそうな。
……例えば、昔からある「ステップメール」などとは大きな、そして根本的な違いがあります。
Marketoのナーチャリングメールを、ただのステップメールにしないで!
メールマーケティングの手法の1つであるステップメールとは、ある時点を起点として、あらかじめ準備していた複数のメールを、スケジュールに沿って順次配信する仕組みです。
しかし、多くのステップメールのイマイチ不便な点は、どうしても続きものとして配信してしまいがちであること。
1話、2話、3話……などと、メールの内容にシリーズとしての連続性を持たせてしまった場合、3話のメールだけ読んだ受け手にとって、「?」となってしまうのは目に見えています。
受け手が、そのすべてのメールを開封して読むとは限らないからです。
ですから! Marketoを使ったナーチャリングメール配信でこれと同じことをしてしまうのは、NG!
まさに猫に小判、宝の持ち腐れというものです。
使い方を単純化すればステップメール的に使うこともできますが、先ほども申し上げました通り、それ以上のことができるのがMarketoの強みです!
それは……。
受け手の興味関心ありきのメール配信
Marketoを使ったナーチャリングメールの価値、それは途中の反応に応じて、シナリオを変化させることができるという柔軟性。
例えば、このような場合。
以上のような、受け手がどのような反応をしたかによってその後にたどる道筋を変えられるのが、Marketoで構築するナーチャリングメールの大きな強みなのです!
そしてこれが冒頭の問い、「そもそも何したいんだっけ?」の答えです。
真のナーチャリングメールとは?
このように、Marketoで設定するナーチャリングメールでは、受け手の興味関心に基づいて配信シナリオの内容を調整できます。
また、こちらの設定次第で、相手にとって興味のないメールを延々と送り続ける事態も回避できます。
開封やクリックの様子で、その人の興味のあるエリアはある程度絞り込めますからね。
例えば、
という設定も可能なので、押しては引いての駆け引きなども念頭に置き、まさにリードの「育成=ナーチャリング」を進めていくことが可能です。
ぜひ、受け手の気持ちになって、コール・アンド・レスポンスな真のナーチャリングメールを始めてみませんか?
ルシダスでは、ナーチャリングフローの具体的なご提案や、Marketoで設定するナーチャリングプログラムのノウハウなどをたっぷりご用意しております。
興味がある方はお気軽にご相談ください!
メルマガ登録
マーケターやマーケティングにご興味のある方へ。些細なことから「おっ」と思う注目の事柄まで、読んでお得な情報をメールで配信中!気になる方は今すぐご登録を!