ものを書くのが好きな人、読書が好きな人なら、「文章に惚れる」という体験をしたことは多々あるんじゃないかと思います。
良い文章や優れた文体に出会ってしまうと、もう胸が苦しくて……。「あー、なんでこんな素敵な文章書けちゃうの!」なんて。
そして、「良い文章を書く秘訣は」という問いに対し、恐らく多くのライターが共通して挙げる回答の1つが、「できるだけたくさんの本を読む」だと思います。
「なーんだ、それだけ?」と拍子抜けしてしまいそうな、至極当然のことではありますが。
SNSだけに偏らない!
SNSなら、友達の近況だけでなく、フォローしているブランドや情報サイトからの様々なニュースを手軽に読めるので便利だとは思いますが、なんとなく「読む」という行為が、単なるスキミングや流し読みに偏ってしまわないか? と、古風な心配をしています。
熟読が一番とは言いませんが、日常的な関心事を最初のフックにして、メルマガ、ブログ、新聞、雑誌、書籍など、いろいろなメディアでいろいろなスタイルの文章に触れていく時間を持ってみてはいかがでしょう。
それが後々、自分のライティングにも生きてくるのだと思います。
無料ニュースサイトの利用
最近は新聞や雑誌サイトの有料化が進み、閲覧本数制限が設けられるなど、会員登録なしでは自由に閲覧できなくなりました。
面白そうな記事があっても、「ここから先は会員登録が必要です」と表示されると、気分が削がれてしまいます。もちろん公共のメディアもビジネスなので、理解はできるのですが。
それでも、日本語として整った(きちんと専門的な編集の手が加えられた、という意味)記事が自由に閲読できるサイトはまだまだたくさんあります。
好きな小説家の作品を集中して読んだり、自分の興味関心を満たすテーマの記事をとことん読み漁る。
濫読上等(?)、まずは流し読みでも大丈夫。
たくさんの言葉に触れることで感性が磨かれ、いつの間にかリズムやトーンが身に付いて、自分のライティング資産の一部となっていることが実感できるでしょう。
メルマガ登録
マーケターやマーケティングにご興味のある方へ。些細なことから「おっ」と思う注目の事柄まで、読んでお得な情報をメールで配信中!気になる方は今すぐご登録を!