読ませる工夫は“○○を理解すること”

こんにちは!

先週末、美術館に行ってきた澤谷です。東京って美術館がたくさんあって楽しいですね。いい美術館があったら教えてください!

 
さて、私のキャリアは自己紹介にも書いていますが、ルシダスの仕事に通じるものがあります。
今回は通信教育の事業会社勤務のときのお話です。

・「私が悪いんです。ごめんなさい」と高校生に謝られ、反省

私は高校生の会員向けの情報誌やマンガが入ったダイレクトメール(マンガのシナリオも社員が作ってるんです!)を作っていました。

その時に気をつけていたのは”ターゲットの置かれている状況や気持ちも理解すること”です。

 
こちらの記事

でも書いていますが、「企業の担当者が書くと、自慢の商品やサービスの説明などで一方通行になりがち」なんですよね。

通信教育の事業会社では、毎月届く教材がたまり、使いこなせないと退会する会員がいることが課題でした。

でも、あなたも高校時代には

「部活で忙しいし、バイトも恋愛もしたい!

友達とも遊びたい!勉強する時間ない!」

って思いませんでした?

 
高校生へのインタビュー調査で「いい教材なんですけど、使いこなせない私が悪いんです。ごめんなさい」って謝られたことがあったんです。

その子もきっと、ちゃんと使いたい、成績よくなりたいと思って入会していたはず。

私は高校生の気持ちを理解できていなかったこと、商品の良さを押し付けていたことを反省しました。

 

・実現可能な提案で「自分にもできるかも」と思わせる!

なので、情報誌やDMでは、ターゲットの気持ちに共感したうえで置かれている状況(忙しい、部活で疲れてる)でもできる勉強法や工夫を掲載していました。

「忙しいなら教材は全部やらなくてもいいよ!」とか「◯ペン先生は夏休みにまとめて提出してもOK」とか。

「自分にもできるかも」とちょっとでもと感じてもらえたら大成功です!

人って、他人に正論を言われても動かなくて、自分の気持ちに寄り添ってくれたら嬉しいし、心を開きますよね。
今回は高校生向け通信教育の事例を出しましたが、”ターゲットの置かれている状況や気持ちも理解すること”ってどんなサービスにも言えるんじゃないかと思います。

いい商品を提供することはもちろんですが、ユーザーが読んだときに使い方がわかり、さらにその後の生活がどう良くなるかまで想像できるメルマガやコンテンツだといいですね!

もし、アイデアが思い浮かばない、という場合はルシダスにぜひ一度ご相談ください。

一緒に考えていきましょう♪

執筆者プロフィール

澤谷真由子
澤谷真由子
90年代バンドブームの頃に中学・高校生時代を旭川で過ごし、深夜音楽番組を見たり、『GB』『Rockin’ on Japan』といった雑誌をたくさん読んでいました。「バンド…[続きを読む]

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