どうも! 「オマール海老」は中東のどこかの国原産の希少なエビだと思いこんでいた、愚かなライターの石田です。
(脳内で「オマール」→「オマーン」と変換していた)
そのオマーンはアラビア半島に位置する国。
首都は「マスカット」。
きっと年中暖かく、植物は年中枯れることなく青々としていることでしょう。
つまりエバーグリーン(常緑)!
……北海道にもエバーグリーンはありますが、たいていそのままクリスマスツリーになりそうな鬱蒼とした針葉樹ばかりです。
エバーグリーンコンテンツって?
マーケティングの世界にも「エバーグリーン」は存在します。
常緑樹のように時間の経過を受けても常に新しさを感じさせる、それがエバーグリーンコンテンツ。
あなたも身に覚えがあるのでは?
繰り返し読むブログの記事。
公開日時はずいぶん前でも、初めてアクセスした人に古さを感じさせないのが、エバーグリーンの良さです。
エバーグリーンコンテンツの価値
エバーグリーンコンテンツは良いことづくめ。
1. 検索上位に入る
「面白い」「役に立つ」など、読むと何らかのメリットがあるので、当然アクセスも多く、検索上位に入ります。
サイト全体のSEOにも好影響を及ぼします。
2. 常に一定のトラフィックが得られる
新規あるいはリピーターと、一定のトラフィックをもたらし続けます。
さらに「(サイト内の/その執筆者の)別の記事も読んでみたい」という気持ちを読者に喚起することにもなります。
3. コンテンツ作成の手間が減る
エバーグリーンが多いほど、コンテンツを量産する手間は減ります。
馴染みにとっては読んだことのある記事でも、新規のお客さんには新鮮な内容。
さあ、新規獲得に向けて次のコンテンツを作らなきゃ! という苦労が軽減されます。
エバーグリーンに仕上げるためには?
では、自社のコンテンツをエバーグリーンにするにはどうすれば?
ルシダスで培ったTipsをちょっとだけおすそ分けします。
1. 時事ネタの活用を工夫する
人間の心理は不思議なもので、ネット上の情報にしても「公開日」や「更新日時」など、新しいか古いかで内容の良し悪しを判断してしまう傾向があります。
さすがに公開日や更新日時は変えられませんが、少しでも特定の時期を感じさせるような、「最近の流行として」「こんなニュースをご存じですか」といった時事ネタや流行語の挿入は避けるか、引用の仕方を工夫するようにしましょう。
これは、「小春日和の今日このごろ」といった時節の挨拶でも気をつけるべきこと。
たとえば、「3月に入り、だいぶ暖かくなってきました」で始まる記事。
いまだ風雪吹きすさぶ3月の北海道で読むと「そうだろうか」と感じます。
真夏にその記事を読んだ人も同じく違和感を覚えることでしょう。
2. 普遍的なトピックを選ぶ
執筆のネタだしの段階で、それが一過性ではなく、エバーグリーンになり得る普遍的なトピックかどうかを吟味することは、とても大事です。
たとえば「ダイエット」など、一時的にアクセス数は稼げるかもしれないが内容や根拠が千変万化するような題材は、書き方に注意が必要です。
3. シリーズ化はしない
コンテンツのタイトルに「前/後編」「Part1/2/3」といった、シリーズ物であることを示す文言をつけないこと。
ただでさえ時系列を意識させるし、「え、他も読まなきゃいけないの?」と読む気を失わせる恐れがあるからです。
たとえシリーズを前提としたコンテンツであっても、書き方を工夫して「それ単体で成立した記事」にすることは可能です。
一時的なベストセラーよりも、長期で愛されるロングセラーなコンテンツを!
あなたのエバーグリーンコンテンツで、自社のマーケティングを盛り上げていきませんか?
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