テレワークをすると家での余暇時間が延びるので、趣味の料理や裁縫がはかどってウキウキの藤澤です!
さて、先日のルシダスブログでMarketoとCRMを連携させる際の注意点をご紹介いたしましたが、今回はCRMツールのひとつ、Salesforceとの連携後の話をしたいと思います。
このフィールドは、初回連携の際にSalesforce側の項目別の権限設定やマッピング設定で調整することが可能です。
ですが、連携後の運用の中で、新規のカスタムフィールドの作成が必要になった場合はどのようにしたら良いのでしょうか?
手順や注意点をご説明いたします。
Marketoで作成したカスタムフィールドは自動で同期されない!
カスタムフィールド自体はMarketoとSalesforceの双方で作成することができますが、Marketoで作成したカスタムフィールドは自動で連携(Salesforce側に作成)されません。
一方、Salesforceで作成した場合、その項目がMarketo側の「SFDCカスタムフィールド」として自動で新規作成されます。
そのため、MarketoとSalesforceで同期されたフィールドを新しく作成する場合には、Salesforce側で作成する必要があります。
Salesforceのリードと取引先責任者の両方に同期されるフィールドを作るには?
例えば「名前」のように、Salesforceの「リード」と「取引先責任者」の両方と同期されるカスタムフィールドも作成手順は同様です。
Salesforceの「リード」と「取引先責任者」の両オブジェクトにカスタム項目を作成するわけですが、ここで1つ注意点がございます。
それは、表示ラベルと項目名(API名)を揃えてカスタム項目を作成することです。
同一の名前で作成すると、Marketo側ではリードと取引先責任者の双方に同期される1つのフィールドが「SFDCカスタムフィールド」に作成されます。
(なお、リードと取引先責任者で連動する項目を作成する場合は、Salesforce側の「リード項目の対応付け」設定をお忘れなきよう!)
もしフィールド作成を誤り、別のフィールドと連携されてしまったとしても、Marketoサポートへ依頼することでフィールドのマージや連携先のリマップといった修正は可能です。
とはいえ、Marketoのカスタムフィールドは一度作成すると原則として削除ができません。
フィールドの新規作成時には今回の記事を参考に注意して作ってみてください!
それでも心配、不安だ……と言う方は、ルシダスまでお気軽にお問い合わせください。
執筆者プロフィール
- 長野県長野市生まれ。神奈川の大学を卒業後は手芸用品の小売店に就職し、全国転勤を繰り返しながら店長として店舗管理業務に携わって…[続きを読む]
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