スパムメールが届くと嫌な気持ちになる以前に、なぜ明らかに「それ」とわかる文面を使っているのか、配信者の意図が気になって仕方がないライターのイシダです。
さて、わが社マスコットのルシくん(エゾリス)、「コンプライアンスの鬼」を自称するほど法令に強いはずなのに、どうもトラブっているようです。
つまりはルシくんも男の子、それも結構色香に惑わされやすいちょろい男子だった……ということでしょう(あ、性差別!?)。
……すみません、冗談では済まされないのが迷惑メールでした。
それを取り締まるのが特定電子メール法であり、違反すると、事業者名が公表される上、改善措置に従わない場合は最大3000万円という半端ない額の罰金が科せられるなど、いろいろと社会的にも経済的にも大きなダメージを負うことになりますので、お互い気をつけたいものです。
マーケティングメールが法令違反に該当しないためには?
個人情報保護法に則ってオプトインを取得したという大前提で、以下の4つの項目を表示する義務があります。
- 送信に責任がある者(送信者)の氏名
- 配信停止ができる旨を説明した文言
- 配信停止の通知を受けるためのメールアドレス、もしくはURLの表示
- 苦情や問い合わせの連絡先
あなたの会社のメール、フッターはどうなってます?
たいてい「配信停止」を含むこれら4つの必須項目は、メールのフッターに表示されることが多いのですが、企業によってはこの部分がやたら長い説明になっていることがあります。
見栄えもよくない上に、何より読みづらいと思いませんか(それ以前に誰も読まない)?
フッターに加える情報は、できるだけ簡潔にまとめたほうが、読者がいざオプトアウトしたいときに親切だし、見栄え的にもよりセンスの良さが光ります。
ルシダスのメールのフッターを見てみましょう。
シンプルの美学、ここに極まれり(褒めすぎ)。
コンプライアンスもしっかり遵守しつつ、細かい部分まで気配りしながら、メールマーケティング、ますます盛り上げていきたいですね!
ちなみに、最近では配信停止の文言をメールの先頭に入れることで、「迷惑メールボタン」を押されないようにする対策を施しているケースも見受けられます。
「え、どうして!?」と思った方は、フォームからこっそり聞いてください!
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