ここしばらく、一匹の「猿」に悩まされておりました。
この猿というのは、私たちが使っているアンケート専用プラットフォーム「SurveyMonkey」に社員のホンダが付けた愛称です。
すでにご利用の方は実感しておられると思いますが、このSurveyMonkey、さすが専門プラットフォームなだけに、設問内容さえ固まっていれば、あっという間に本格的なアンケートサイトを手軽に作成することができます。
小憎らしい優れもののアイツは一体?
配信用の招待メールも、未回答者や一部回答者に送るリマインダーメールの作成や配信も、集計や分析作業も、すべてプラットフォーム内で完結してしまいます。
アンケートサイトや招待メールのデザインについては組み込み済みのテーマを利用するか、好みや使い勝手に合わない場合は独自にカスタムで設定することも可能です(やや自由度は低いですが……あとご契約のプランにもよります)。
そんな優れもののSurveyMonkeyを利用して、アンケートを企画しました。
招待用のメールも何度もテストして、本番に臨んだつもりだったのですが……。
悲劇は起こりました。
なんと、文字化けしていたのです。招待メールに設定していて、何度も確認したはずの「姓」と「名」の部分が!!
「おのれ、猿めー!(バグか!?)」と怒りに燃える私でしたが……。
ごめんなさい。あなたのせいじゃありませんでした。
今回の配信に使ったリストは、もともと別なシステムからダウンロードした.csvファイルをExcelに読み込み、編集してから再度.csvファイルとして保存し、SurveyMonkeyにインポートしておりました。
この.csvファイルに保存する際に選択した文字エンコードが悪かったんですね。
ミスは事前に回避可能
SurveyMonkeyへのリストのアップロード後ですが、データがきちんと読み込まれているかどうかは、アカウント直下の「連絡先」にある一覧で確認できます。
「連絡先」に直接配信グループを事前に登録する以外にも、作成したメールで直接リストをロードする場合でも、タイマー送信(あるいは「今すぐ配信」)設定後の「受信者」タブの一覧で、読み込み状況を確認できます。
「テストメール」機能も備えていますので、読み込んだ宛名がうまく本文に反映されるかどうか、自分宛にメールを送って検証することもできるんですね。
さらに、今回のように配信後にエラーが判明した場合でも、新しい正常なリストをアップロードすれば、SurveyMonkeyのほうで新しいデータに置き換えてくれるので、そのあとに配信されるリマインダーメールの本文には、正しい宛名が表示されます。
これら便利な諸々の機能に気づかず、テスト用の招待メールを量産して、テスト用の配信リストで検証して、大丈夫だと安心してしまったんです。
もう少し広い目で全体像を確認していればと悔やみましたが、後の祭りでした。
木から落ちないように気をつけよう
というわけで本ブログのタイトル「猿も木から落ちちゃった」というのは、ほかならぬルシダス、というか自分のことでした(本来熟練者を指す猿に例えること自体、おこがましい限りですが)。
この失敗は、「初めてのプラットフォームは事前に機能を十分把握してから使おう」という教訓となりました。
弊社代表の池上かもら言われたことですが、「同じミスを2回繰り返せばミスだが、1回なら勉強」。
幸い、今回のミスはレスポンス率が多少低下するかもしれないという程度のもので、大きな損失を出す類のものでありませんでした。
ただ、2回目はやらないという自戒も込めて、そして弊社のラーニングは(失敗も含めて)実体験に基づくからこそ、お客様にそれだけクオリティーの高いサービスをご提供できるということで、あえてこのブログにしてみました。
少しでも皆様が木から落ちないためのご参考になりましたら幸いです。
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