マーケティングは「買って終わり」じゃない?

マーケティングは「買って終わり」じゃない?

ほとんどの機能を使いこなせないのに、2年ごとにお気に入りメーカーの最新スマホに機種変更をしてはテンション爆上がりの市川です。

さて、みなさんにはいつも買っているお気に入りのメーカーやブランドはありますか?

私にとって「これだけはどうしても譲れない」のが、スマートフォンです。もともと新しいもの好きで話題性の高いメーカーの新製品に乗り換える……の繰り返しだった私ですが、とあるマーケティングにより今ではお気に入りのメーカー(以下A社)のスマホや関連機器をリピートするようになりました。

最初はフツーの新規顧客だった

私が最初にA社のスマホを購入したきっかけは、友人の薦めでした。

デザインがかっこいい! カメラの性能が良い! 電池持ちが良い! などなど合理的な理由もありましたが、実際は単なる「衝動買い」でした。しかしただの衝動買いでは、次の買い替えでそれらを上回る性能の他社商品に乗り換えてしまっていたでしょう。

「いつもどこかのメーカーの新規顧客」だった私を「1つのメーカーのリピーター」に変えたマーケティングとはどんなものだったのでしょうか?

購入してからが本番!? マーケティングの標的に

マーケティングをする側になって初めて気づいたのですが、次の機種変更までに、私は2つのマーケティングの対象になっていたのです!

1.メーカー発マーケティング

CMやSNS、ウェブサイトなどのメディア情報はもちろんですが、

  • 割引やプレゼントキャンペーンのお知らせメール
  • 新製品発表会ライブ中継のユーザー限定の招待メール

といった、既存ユーザーの購買意欲をさらにかき立てる有益な情報が、とにかく絶妙なタイミングでメーカーから発信されていました。

この「絶妙なタイミング」とは、今思えばMAツールを利用したものだったのかもしれません。マーケに関わっている今だからこそわかる、「なんで私の気持ちがわかるの!?」の答えです笑。

2.ユーザー発マーケティング

メーカー主体のイメージが強いマーケティングですが、

  • ネットの口コミ
  • 家族や友人などの薦め
  • 街ゆく人々が持っているのを見て刺激される購買意欲

なども立派なユーザー発マーケティングで、新規ユーザーだけでなく既存ユーザーの意思決定を大きく左右する要因となっています。

この時すでにA社の最新機種が気になっていた私。最初にA社を薦めてきた友人にスペックについて質問したり、ネットで口コミを読み漁ったことが最後のひと押しとなり、迷わず次もA社の機種を買うことになります。そして、今度は自分が家族や友人にマーケティングを行い、新たなユーザーを増やしていくのでした。(それぞれがバラバラのスマホを持っていた家族は、今や全員A社ユーザーです笑)

合わせ技マーケティングはエンドレス!

新規顧客だけでなく、リピーターまで作り出してしまう2つのマーケティング。こんなに有益な手法を利用しない手はありませんよね!リピーターはアップセルやクロスセルの可能性を秘めているうえ、エンゲージメントを高めていけば喉から手が出るほど欲しい「ロイヤルカスタマー」へと進化します。(まるで私のよう!笑)

ただし、ユーザー発マーケティングは製品やサービスに対する高いユーザー満足度と、上質で緻密なメーカー発マーケティングがあってこそ成り立つものです。

「その上質で緻密なマーケティングが大変なんだよ〜」

と思われたなら……MAツールで絶妙なタイミングを逃さないプロのルシダスにぜひご相談ください!

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