小学生の時によくあった、列の前の人のかかとを踏んでしまい、「あ! ごめーん!」ってなるシチュエーション、思い出せるかぎり最近はないなぁ……なんて考える栗田です。
今回は、そんな記憶が怪しい私でも寝言で言えそうなくらい、よく耳にするお悩みについてご紹介します。
MAご担当者のアナタ、こんなお悩みありませんか?
- MAツールのオペレーションに不安がある
- MAで何をしたらいいのか分からない
- コンテンツも戦略もなく、あるのは漠然とした不安だけ
- MA導入から相当の時間が経過しているのに結果を出せず、もうキレイ事では済まされない
- 上の人たちから、結果を出すよう求められて夜も眠れない
- 成果が見えてこないため、ツール乗り換えの話がちらほら聞こえてきた
もはやMA担当だけの問題ではなさそうなものもありますが……睡眠不足はいけません。
いつ誰にツッコまれるか分からない爆弾を抱えて過ごす日々、それはもはや修行としか思えません。
その悩み、MA乗り換えで解決できる?
その苦行から逃れるため「他のMAツールに乗り換えようか!」なんてお話を聞くことも珍しくありません。
果たして「今のMAツールが思ったより使えないから」と思い込みながら、別のツールに乗り換えることで、MA担当者が心穏やかに過ごせる日は訪れるのでしょうか。
MA以外のものに例えてみましょう。
例えば「住居の引っ越し」。
交通アクセス、間取り、家賃、環境、設備、初期費用、引っ越しスケジュール……さまざまな要素や条件を元に、時間をかけて選んだ物件。
しかし、いざ引っ越してみると「思ったより不便だった」。
だからって、そんな理由でまたすぐ引っ越せますか?
「思ったより不便」って……どこまで期待していたのかは分かりませんが、たいていは検討の段階で予想が付くことで、避けられた問題ではないでしょうか。
こうなると『見通しが甘かった』と指摘されても仕方がありませんよね?
これがツールの引っ越しともなると、もれなく下記のような事態が付随します。
- 既存ツールのデータベースやキャンペーンの載せ替え作業が発生する
- 今動いている施策が、移行に伴いストップしてしまう
- これまで蓄積してきたトラッキングデータをすべて失う
実はこれらすべて、金銭に換算可能な損失です。
『ツールの乗り換えコスト < 損失』でないかぎり、引っ越しが現実的な選択肢ではないことは明らかですね。
ツール乗り換え検討の際に大切なこと
ツール乗り換えを検討する際は、まず、既存ツールの運用状況を振り返り「なぜ上手くいっていないのか」を考えてみましょう。
問題がツールそのものではなく、使い方・戦略にあったら?
その場合、問題の根本をきちんと理解しないと、どんなに素晴らしい機能が備わったツールに乗り換えても、必ず同じ事態を繰り返すことになります。
「なぜ上手くいっていないのか」の検討をした結果、乗り換え先に挙げていたツールで本当に問題が解決できるかどうか? も見えてきます。
「あらやだ!! お金をかけてまで乗り換える必要ないかも!!」となるかもしれないし、
カイジ的な「乗換圧倒的安価!!」という結論に至ることも。
いずれにせよ、ツール乗り換えを検討することで、よりコストが抑えられる可能性を探ることができるのです。
そして、何をどう検討するにせよ、常に次のポイントを念頭に置くべきです。
Marketoを含むMAツールはあくまでも『ツール』であり、『答え』ではない。
まとめ:
「ツール乗り換え!」という結論に達する前に……「原因ってこれかな?」「施策を変更してみたら改善できる?」「別ツールに乗り換えるよりもずっとお得じゃない?」などと現状を分析し、さまざまな可能性を検討してみましょう!
そして今、マーケの不調を誰かに指摘されかねないという爆弾を持ってドキドキしている方、あるいはどう仕切り直したらよいのか分からない方……ぜひルシダスにご相談ください!
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