実は、テレワに消極的です!?

実は、テレワに消極的です!?

時には大工、時には整備工、時には料理人の顔を持つ!?
本業はマーケティング時々経営者なマーケティングロックスターこと池上です!(大工、整備工、料理人は気合入りすぎてしまった趣味です。念の為。w)

さて、2020東京オリンピックへの備えとして時差通勤やテレワーク体制などの準備が数年がかりで推奨され、そしてCOVID-19により前倒し(!?)で実践を余儀なくされた企業も多いかと思います。

ルシダスでも約2年前にテレワについて書いてますし、実際に吹雪や洪水、震災なども発生しながら都度テレワという仕組みで事業継続(BCP)もできています。

このテレワですが、実は創業当時から100%リモートで対応できるようになっていたどころか、全社員、自宅勤務のテレワだったんです。
理由も簡単で、当時、現場に出る必要のない社員を募集するのに物理的な立地条件に縛られてはもったいない!という事で、日本全国から求人する、ぐらいの気持ちで募集したのが始まりです。

だから、遠隔でもセキュリティーが担保される対策の取れるクラウドツールを駆使し、効率よくコラボレーションできる環境や、無駄をなくして効率を高める社内ルールなどなど、アイディアを積み重ねながら非常に柔軟な働き方への取り組みを今もしております。

これは、世界的な緊急時への備え!というわけではなく、「小さな緊急事態」への対応という意味でも非常に有効で、その恩恵は小さくありません。

普段と同じ環境がそのまま自宅で使える、場所が変わってもネット回線とパソコンさえあれば大体のことができてしまうということは、「休むほどの事じゃないけれど会社には物理的に行けない」時にも仕事ができます。
社員にとっては休まなくても良い、会社にとっても予定外の急な休みが減るなど、メリットはたくさんあります。

ともすれば、どこにいても仕事ができてしまうのだったら、いっそ出勤せずに在宅だけで仕事をすればみんなハッピー……!かと言えば、実は私はそうは思っていません。

というよりも、実はテレワークには消極的なんです。

えー!?どういうこと!?

ルシダスのようなマーケティングコンサル会社は、お客様から言われたことを言われたやり方で対応するのではなく、与えられた課題をどうやって解決するのか考えなければなりません。
クリエイティビティを発揮する仕事です。
少し飛躍した言い方をすると、マーケティングの中でも割とアーティスティックな発想を必要とする部分です。

こういうクリエイティビティを要する業務は、一人で閉じこもってうまくできるものではありません。

ルシダスで新しい取り組みを考えたり、その実践方法を決めたりする時、これまで一番効果的で大きな変化につながったものは全て、その場の雑談からスタートしています。

ちょっとしたことをきっかけに、その場にいた人と話し合って、「これって、本質的にはこういう事じゃなかったっけ?」なんていうところからアイディアを投げ合って行くうちに、新しいものが出来上がってくる。
このプロセスは、テレワでは再現できませんし、会議からも生まれません。
そして、この仕事こそが一番大きなバリューを生み出してもいます。

ですから、テレワというのは災害対策/BCPなどの一環としては有効!
働き方改革を実践して採用を成功させるのにも有効!
ではありますが、なんでもかんでもテレワで、というのは違うと思っています。

基本は出社。必要に応じてテレワという「柔軟性」がベスト!

ちなみに、本社旭川、支社が東京ゆえに、この二拠点間の「立ち話」を促進するためのITを活用した施策も実はあるのですが、それはまた後日、ご紹介します!

執筆者プロフィール

池上ジョナサン
池上ジョナサン
株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]

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