3時のおやつはプロテインシェイク! なマーケティングロックスターこと池上です!(クッキー&クリーム味がお気に入り。ベタ甘です 。w)
さて、今日はそんなプロテインシェイクとは真逆の、甘くないお話 ――マーケティングメールの配信停止機能についてです。
隠してはいけない
ルシダスの人気No.1ダウンロードコンテンツ『マーケティングメールのヒント』を読んでいただければお分かりかと思いますが、配信停止機能の重要性についても触れられています。
そのうちの鉄則の1つはこれ。
「隠してはならない」というものです。
配信停止したい人には、可能なかぎり簡単かつスムーズに配信停止できるようにしてあげることです。
え!? なんでわざわざ配信停止に誘導するの??
せっかく手に入れたメールアドレスだからみすみす失いたくないよ!
はい、お気持ちはよくわかります。
でも、配信停止したいと思っている人は、もうあなたのメールは見てくれません。
これ以上送っても、本人の感情が悪い方に向くだけです。
ましてや配信停止できないとなると、もういいや! 「迷惑メール」ボタンを押しちゃえ!! となりますが……。
そうなったら大変!
そして一定の閾値を超えると、「迷惑メール」を押さなかったGmailユーザーでさえ、自動的に「迷惑メール」フォルダであなたのメールを受信するようになります。
要するに、メールを受け取りたくない人にメールを送りつけることにメリットはありません。
だから、配信停止リンクは見つけやすくするのが吉! なんですね。
List-Unsubscribeを活用する際の留意点
実は、業界的にもこれがベストプラクティスとなっているため、それ以外にも「さらに簡単に配信停止をしてもらう」仕組みがあります。
それが、List-Unsubscribeヘッダです。
例えば、Marketoから送信されるメールには自動的にこのヘッダが差し込まれます。
これはメールアドレスの体裁をとっており、ここに記載されているメールアドレスにメールを送ると、Marketo側で自動的に配信停止済みの処理が行われます。
iPhoneのメールアプリで見ると、このように表示されます。
「登録解除」をクリックすると、あとはメーラーが勝手に配信停止処理をしてくれます。
この場合、次の点も留意しておきましょう。
例えば、ウェブ会員向けサービスで、ログインをしないと配信停止できない仕組みの場合(これ自体がベストプラクティスの真逆なのでオススメできませんが)、当然、ログインせずに配信停止するユーザーが出てきます。
ユーザーは「登録解除」をクリックして配信停止をしたつもりなのに(そしてきっとMarketoの中でもそのように処理されているのに)、管理主体が別なシステムであったばかりに、メールが送信され続けるというケースです。
この場合、単にユーザーに迷惑がかかるというだけではなく、特定電子メール法違反という大問題に発展する可能性もありますので、くれぐれも注意が必要です。
ちなみに、Marketo内でList-Unsubscribeを使って配信停止をしたリードがいるかどうかは、スマーリストで以下のように調べることができます(ただし、データリテンションポリシーの都合により、過去90日分までしかトラッキングできません)。
以上を踏まえて、トラブルのない配信停止を心がけましょう!
執筆者プロフィール
- 株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]
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