母国語は英語だけれども、きちんとした日本語があるのに無駄に横文字を使うのは好きじゃない、マーケティングロックスターの池上です!(でも無意識のうちに使っちゃってるのもあるんだろうな〜。)
さて、そんな横文字の一つに「エンゲージメント」というのがあります。マーケのお仕事をしていれば耳にする機会もある言葉ですが、これってそもそも何なの!?日本語にできないの!?と思ったことありませんか?
英語辞典で調べると、Engagement(エンゲージメント)とは、Engage(エンゲージ)している、あるいはしようとしている状態、だそうです。
じゃぁ、エンゲージは?と調べると、「好意的に注意を引く、あるいは興味を引きつける行為」だそうです。なるほど!つまり、
ということなんですね!そう考えると、マーケターのお仕事そのものの定義みたいなものですが、日本語に直訳する事もできず、横文字のまま現場で頻繁に聞かれる言葉だというのも納得です。
では、マーケティングの目標の一つである「エンゲージメントを高める」のは、具体的にはどうすればいいのでしょうか?「恋活」をテーマに考えてみましょう!
実は、しつこくメルマガを送ってきたりするのがこのパターン。そりゃ、数撃ちゃ当たるわけですから、ちょっとぐらいはお客様も釣れるでしょうが、それ以外の人は興味のない売り込み文句でウンザリしてます。すると、もうあなたからのメールは開いてくれません。実はそのうちお客さんになる可能性があったのに……です。
って?落ち着いて、落ち着いて!短気はモテませんよ?
でも、ですね、これこそが正解なんです。あなたの話をする前に、相手の話をさせてあげましょう。モテる人って、聞き上手だったりしますよね。ルシダスで言うところの、ギブ&テイクは、テイクする前にギブしないといけない!というやつです。こちらの提供したい製品やサービスの話をする前に、お客様の困りごとに耳を傾けるのです。もちろん、デジタルマーケティングの世界では相手の困りごとや興味なんて直接は聞けませんから、ある程度想定をして、こちらの話ではなく相手が興味を持つ話をするんですけどね。
メールやコンテンツなどでのエンゲージメントも同じです。例えば、このブログを読んで「面白かったな〜!」って思ってもらえたら、それは「好感」を持ってくれたわけですが、だからと言って「よしっ!このままコンテンツで短期間で攻め込んで一気にクロージングだ〜!」とはなりません。相手にだってペースはあります。だから、ルシダスのメルマガも送りすぎないように、あえて配信のペースをセーブしています。本当は今すぐにでも送りたい気持ちをグッとこらえることで、関係性を高めることもできます。
こんなのマーケと何の関係があるんだよ!と怒るなかれ。MarketoのようなMAツールを使っていれば、メールでの「会話」だけではなく、そこからクリックしてウェブサイトに訪問してくれたのか、コンテンツをもっと見てくれているのか、ようするにエンゲージメントを持ってくれているのかという「デジタル上の身振り手振りや表情」で読み取れます。
もちろんこれもマーケと関係あるんです。お客様から選ばれるためのイベント(恋活ならバレンタイン)、つまりきっかけを作る事も効果的です。アイディアはさまざまですが、お客様にとって「今はチャンスかも」と思っていただけるような場ですから、決算セールもそうですし、期間限定のまとめ買い、あるいは新年度に向けての提案、とかとか。
そして、恋活も、マーケティングも、そのエンゲージメントが「独りよがり」になっているのか「相手の気持ちを理解」しているのかによって、モテるかモテないか、決まります。
それでも、モテるマーケのサポートが欲しい方はルシダスへ、モテる恋活のサポートが欲しい方は……頑張ってください。w
執筆者プロフィール
- 株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]
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