Marketo便利Tips〜フォルダ分けのベストプラクティス！

みなさんこんにちは。
写真のブログでおなじみの（と自分では思っている）、濵田です。

マーケターの皆さんは、Marketoをはじめ何らかのMAツールを使っていらっしゃるかと思いますが、ノウハウや事例やヒントに困っていませんか？
Webで検索しても思ったようにヒットせず、見よう見まねでやっていて「本当にコレでいいの？」とジレンマと戦いながら過ごしているかもしれません。

そんな悶々とした日々を送る皆様のお役に立てるような、さりげないけど実践的で便利なコツを、MarketoのTips事例をもとにご紹介していきます。
Marketo以外のMA（例えばPardotなど）でも、根底にある考え方は共通なので、応用が効くものと思います。

さてさて、今回のテーマは……。

ルールを作って目的別のフォルダを作成！

いきなりざっくりなところから来た感はありますが、実はこれ、すごく重要で有用なんです。

Marketoは非常に便利で柔軟性が高い反面、きちんとアセット（部品）を整理しておかないと、中身が煩雑になってしまいます。

いざ「あのキャンペーンどこにしまったっけ？」「あー、このテンプレまた使いたい」となったときに見つけ出せないのは、困りますよね？
なので、できるだけ早い段階で（できれば構築・導入の段階で）ルールを作り、フォルダの設定をしておくことをオススメしています。

では、どんな感じに作るかというと……

まず、基本となる部分のフォルダです。

もちろん、Marketo導入時からデフォルトで用意されているフォルダなどもありますが、ここでは省略しています。
さて、お気付きかもしれませんが、非常にシンプルです。

これ以上もこれ以下も必要ない、ベストな状態に絞ってあります。
フォルダが日本語表記になっているのも、Marketoが日本語対応しているメリットを最大限に使っています。

では、実際に各フォルダの中にはどんな項目が入るのでしょうか。

以上はあくまで一例ですが、このようにフォルダ分けのルールを作っておくことが、整理のコツです。先頭に数字を入れているのは、その数字の並び順になるからです。
10飛ばしにしているのは、後日、間に何か別のフォルダを挟みたいと思った時のためです。

細分化のルールも作っておく

さらに、各フォルダの下の階層も細かく作っておくと後々ラクです。

例として、ナーチャリングキャンペーンの中身を見てみましょう。

ナーチャリングプログラムの下に、それぞれスマートキャンペーン用、ローカルアセット用のフォルダがあります。
ちなみに、このフォルダ分けのやり方はMarketo推奨のベストプラクティスです。
ローカルアセット用のフォルダにはさらに、メールやフォームなどをしまうフォルダがあります。

一見ややこしそうですが、長い間Marketoを使用していると、絶対的にアセットが増えてきます。

その際、このようにきっちりとフォルダ分けしておくと、後から整理しやすく、目的の場所にたどり着くのも容易になります。
また、異動などで部署に人の出入りがあった時でも引き継ぎが圧倒的にしやすいという特徴もありますし、誤配信などの恐ろしいミスを未然に防ぐのにも役立ちます。

もちろん、Marketoには強力な検索機能もありますが、検索よりもあらかじめ中身が整理されている方が、早く見つけられる場合もあります。

ぜひ、実践してみてくださいね。

Marketoを含むMAの運用でお困りの際はぜひ、ルシダスまで「なんかいいアイディアないですか？」と、お気軽にお問い合わせください！